加悦SL広場 – 明治の機関車や木造の客室など
レジャー概要
加悦SL広場
道の駅シルクのまち かやの案内板を見て、お向かいにあるこのSL広場にやってきました。
1933年製造の南海1201形が喫茶店として利用されています。
駐車場にあった京都市電N5号。明治28年、京都の七条駅-伏見間に日本最初の電車として開通したものです。製造から100年以上が経っておりますが、保存状態がいいですね。
キハ 10です。加悦鉄道の柄といったらこの色なんでしょうか。中へ入りたくなってきました。
広場は有料で大人400円でした。この蒸気屋の建物の中で切符を購入して入場します。
「鉱山ゆき」と書かれた切符が入場券です。ちゃんとパンチも入れてもらい、気分が出ますね!
このパンチ、ほかの人のブログを見ていたら形が違うのもチラホラ。
入り口の様子。わくわく
旧加悦鉄道加悦駅を復元したものだそうです。
そしてホームには機関車がとまっています。
2と書かれたオレンジの機関車は加悦鉄道の二号機関車、国鉄120形。大阪~神戸間で使用されていたものが、簸上鉄道を経て、加悦鉄道に導入。なんと1873年に製造されたもので、世界で初めての都市間鉄道を開通させた、イギリスのロバート・スチーブンソン社製。国の重要文化財に指定されている機関車です。
左側は鉱石輸送用として使用された1261号
1261号の付随車の荷物室内。ブレーキハンドルが設置されています。
客室はこんな感じ。木造ロングシート。
二号の付随車「ハ4995」の車内、マッチ箱と呼ばれた客車で、横から扉で出入りする非貫通型。
1893年に鉄道省によって製造されたもので、シートは畳で出来ている。
左からハ10(1926)、DC351(1956)、キハユニ51(1936)。キハユニ51は中の見学もできました。
この列車に揺られてどこかいきたいな。
客室全体。
車掌室と客室の間には郵便室があります。
片隅式運転台。すぐ横に座席があります。
運転台の様子。
キ165。ラッセル車ですね。山陰線で活用したものだそうです。なんか装甲列車のような風格してますね。
中の様子。
戦後に製造された小型ディーゼル機関車。その形の愛くるしさからカトーくんという愛称で呼ばれていたそうです。
TMC100
ヨ2047(乗務員専用車)。日本最古の車掌車。
感想・まとめ
たまたま見つけた加悦SL広場。レトロな列車や機関車などが好きなので入場してみました。レトロ車両の車内も見学できたり、一両一両にちゃんと説明書きがあったり初心者にもわかりやすく楽しめる施設でした。鉄道ファンにはたまらない小ネタ満載で時間が経つのを忘れさせます。
また加悦鉄道で実際に使用されていたというサハ3104という車両がカフェとして使用されており、ゆっくり時間を過ごすこともできます。
子供にはミニSL(ロケット号)があり実際に乗れたりもできます。