供養人形がズラリ…京都の粟島神社・粟嶋堂宗徳寺

レジャー概要
供養人形がズラリ…京都の粟島神社・粟嶋堂宗徳寺

京都水族館の近くに人形供養と書かれた神社がありました。
粟嶋堂宗徳寺というお寺で、和歌山の人形供養で有名な粟島神社同様に人形供養を行っており、粟島神社ほどではありませんが境内には供養された人形が飾られているんです。

観光客もおらずひっそりとしている境内には…。

ショーケースのような建物の中に人形の影がズラリ!ちょっとドキっとしました。
供養のためお寺に寄せられた人形の中で、きれいなものを掲示しているそうです。

ゾゾッ、、、並ぶ赤ちゃん人形…。人形やとわかってても目を直視できません。怖い!
人形には魂が宿るといいますが、この人形たちの薄っすらとした笑顔を見ていると本当に宿っているのではないかと思えてきます。

昔の人は人形を可愛いと思えたんでしょうが、現代人には恐怖の対象でしかありませんね。TVの影響でしょうか。

洋風の人形なども供養しているようで、並べられていました。

とても立派な人形。家で写真整理してて気づいたけど、胸の部分裸やん。

様々な思いがつまってる人形たち。役目を終えた人形ってなんか切ないですね。
人形にとっての死が人形供養なんでしょうか。

その辺に売ってるような安い人形ではないですからね。作りもしっかりしてて、トイストーリー的に言うたら、人形自身もプライドもあるんでしょうねぇ。

別の建物にもビッシリ人形が。

置物の人形からこけしまで。

華やかにおどる人形たち。

花嫁姿の人形。

人形供養はみかん箱サイズの一箱で3000円で大小、種類、ぬいぐるみ関係なくやってくれるそうです。

他の人形とは少し意味が違うけど、おびんずる様

陶器などで出来た人形も外に飾られていました。
感想・まとめ
供養された人形が集められていると、どうしても怖いという印象を受けてしまいますが、人形それぞれの表情を見ていると、この人形は元の持ち主とどんな景色を見て来たんやろうとか、楽しく遊んでたのかなぁとか考えて怖いより切なくなってしまいます。
USJの日本人形の使い方の件で色々ニュースになっていましたが、人形を怖いと思うのは勝手やとおもいます。ただ、すでに供養したとはいえどこかの誰かが人形に魂がこもるほど大事にしたものを勝手にアトラクションの見世物にするのはどうかなとは思ってしまいますね。
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