山の中に凱旋門や石仏が並ぶ滝又の石仏
レジャー概要
山の中に凱旋門や石仏が並ぶ滝又の石仏
こんにちは、tamuraです。なにやら京北の山奥に石仏が立ち並ぶミステリースポットがあるみたいですよ~
京都トレイルの京北ルートを調べている時に、京都北山の本当の山奥に京都の自然200選にも選ばれている「滝又の滝」の近くにあるというのを見つけて行ってきました。
場所が京都トレイルの途中にあるので、どうやって行こうか悩んだのですが、今回は山歩きではなく観光なので最短ルートである余野という集落からアタックしてきました。
京都の道路は全て走ったと豪語していた私が、実は余野…って何?となった超秘境です。それもそのはず、R162からハズレて進む所にあるのですが、観光する所もなく、あるといえば銃演習場のみ。余野に住んでる人か銃持ってる人しか行く機会がないでしょう。
余野の集落の中央付近にその入口はあります。
Googlemapに道が書かれているので、はっきり行って軽い気持ちでした…。写真の門を越えた瞬間…道路ガッタガタ。ほぼ登山道みたいな道でした。
途中で車をほったらかして途中から歩きで道の終点までやってきました。
駐車場らしき所がありますが、これるかこんなもん!!
駐車場からは本格的に登山道になります。京都トレイルの途中にあるので、分岐点などにこのように指標があるので安全に向かうことができます。
沢筋を歩くので時々渡渉があります。
15分ほどでしょうか、石畳が現れました。
ででん…、現れたのは小さな凱旋門!?
この施設は滝又の石仏というそうです。
岩肌が掘られ、なぜか石仏がはめ込まれています。磨崖仏とはちょっと違いますが、なぜこんなものがこんな山の奥に置かれているのでしょう。
ちょこっと調べた所、愛知県の岡崎にある加納石材さんという所がプロデュースされてて、磯貝彫刻さんなどが作成されているようでした。
衆宝観音。衆宝とは多くの宝物という意味だそうです。
拝めば自分だけでなく回りの人まで豊かになりますが、自分だけの幸せを願ってもなにも助けてくれない、そんな観音様です。
楽器を持つ音楽の神様の摩睺羅伽(マゴラカ)と女性らしい優雅なスタイルでにこやかに水面を見つめる水月観音。
増長天、大日如来、広目天の三体が並ぶメインストリート。
やはり一番大きいメインは大日如来!どうでもいいけど僕の十二支御守本尊も大日如来!
昔からなのですが、大日如来と言ったり写真を撮ったりするとすると、耳鳴りがするんですよ。どこかで意識してしまうんでしょうか。
縦笛を奏でる音声観音(おんじょうかんのん)と仏眼仏母。
なぜかここで終了。このさきは関係者以外立ち入り禁止になっていました。
2012年頃から作成しているようですが、まだ感性していないという事でしょうか。
十年後くらいには何か宗教の大本山が出来てたりして…。
最後は京都の自然200選に選ばれている滝又の滝を見て帰りたいとおもいます。
三脚を持ってきていたのに、滝まで持ってくるというのを忘れてしまったという大失態。
写真で見ていたよりずっと迫力があってキレイな滝でした。
滝又の滝は織田信長の甥っ子である僧の因果居士が本能寺の変の後にこの地に身を隠して修行を行った場所だそうです。
感想・まとめ
京北の山奥の登山道に現れる仏像群を見に行ってきました。磨崖仏?のような岩肌が掘られており、そこに仏像がはめ込まれており、それが10体以上が並んでいました。
本当にミニ凱旋門のうな謎の門と、石仏が並んでるだけで何の看板も説明もなく、こんなクソ山の中にこんな謎の施設…まさにミステリースポットです。
作成が開始されすでに5年ほど経っているそうですが、まだ未完成のようで、これからどうなるのか凄く楽しみです。
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