関ヶ原ウォーランド – 浅野祥雲作の武士が暴れまくっている関ヶ原合戦資料館
レジャー概要
戦はまだ終わってない「関ヶ原ウォーランド」は浅野祥雲作の武士が暴れまくっている
関ヶ原といえば1600年に勃発した関ヶ原の戦いの戦場となった場所ですね。
桃太郎神社や五色園、中之院の軍人像とともに、浅野祥雲先生の大作が見れる最強珍スポット「関ヶ原ウォーランド」にやってきました。
祥雲先生のコンクリート像は一度見たら忘れない、人間味もありユニークで印象的なもので、このウォーランドは関ヶ原の戦いの様子を浅野先生のコンクリート像で再現した面白・真面目なテーマパークなのです。
入場する前から、ウォーランドの隣にあるお寺にある観音菩薩像が!真顔を超えた真顔!あぁ祥雲先生を感じる!!!感じるぞぉっぉぉぉぉおおおおおおお!!!!!
入場料は500円を支払い中に入ると、馬の像が迎えてくれました。ひひーん。
平日なのでほとんど人は居ないだろうと思っていたのですが、ツアーバスが何台か来ていて、ぞろぞろと結構賑わっていました。
ちなみに、ウォーランドの向かいにはお土産屋やお食事処もあり、立派な観光地という感じでした。ひひーん。
よっ!お熱いね~!
さらに奥へ進むとわらわらと姿を現してきました。この園内には200体ものコンクリ像がひしめいているのです。
園内にはスピーカーで園長と思われる人が、次元の違うテンションで関ヶ原の戦いの説明をしています。「ダァァアアアア!!」「切腹じゃぁぁあああああ!!!」「武士の手本とせぇぇぇえええい!」。
遠くから見ていると、本当にやりあってるかのような雰囲気です。
馬に乗った侍。横田甚左衛門というららしい。馬の…前足キモない?
こわいよぉ~
剣をもった武士。剣がめちゃくちゃ長いんですよ。
なんと、武田信玄の亡霊がいました。一際丁寧に造られております。
「我こそは武田信玄の亡霊じゃ!もう争いはやめい!ノーモア関ヶ原合戦じゃ!」
ちなみに武田信玄は関ヶ原の戦いに関係ありません。なのでこうやって亡霊となって戦をとめる為にやってきたんですね~。う~ん、成仏しろ~
槍を敵に突き刺そうとしている人。どこ見とんねん!
恐れおののいている人。見えますかこの表情!よく見て下さい!絶望のどん底のようながヘタウマに再現出来ていますよね!
裸で遅いかかる人。ちょんまげも取れて捨て身の覚悟ですね。
絶妙におもろい格好しているおっさん。
衝撃的な光景です!人を刺し殺そうとしている現場です!!
うわ~~!トラウマもんやぁ~
火縄銃!三段撃ちを再現してほしかった!
小早川秀秋の陣幕。西軍を裏切って東軍に寝返った関ヶ原の戦いのキーマンですね。関ヶ原が一望できる松尾山という所に陣を敷いていました。
ビックリして腰を抜かす武士。
西軍の石田三成に協力していた武将です。像はイキってますがこの関が原の戦いで戦死します。
大谷吉継の自害シーン。目が不気味ですが、この人物は失明していたといわれています。
自害を見守る坊さん。
自害する大谷をニヤニヤと見つめる人
西軍・小西行長の陣。キリシタン大名です。
ぐっと前に出る勇ましい武士
ふと気づいたら、回りに武士が…と思ったら動いている!
どうやらコスプレのようです。遠くから歩いてきた時、ばりびびったしな笑 有料でコスプレすることもできるのですが、これが意外と人気でした。
首を運ぶ人!
誰の首なんでしょう。運ぶ人の顔にも緊張が走っています。
真下からみるとちょっとショッキングな感じです。
徳川家康の陣。他の武将よりも丁寧に造られている気がします。
家康の目の前に置かれる生首。
井伊直政
白目で立ち尽くす人
「やぁぁぁ!」
狙いを定めてるいい顔。
あれ、祥雲先生、手抜きました?
エノキが気になるぅ
そして観音様。
感想・まとめ
浅野祥雲氏が制作したコンクリートで出来たシュールな像が200体集まると、さらにシュールで奇妙な光景でした。一見、館長がやってしまった系のパラダイスに思えますが、入ってみると意外と真面目な施設です。
シュールな像があると思ったら生首のちょっとグロテスクなものまであり、戦ってこんな感じだったのかな。ノーモア関ヶ原!と言っていますが、関ヶ原だけでなくノーモア戦争!と世界に訴えかけていかなければなりませんね。