古都コトイメージSmart

2024.07.15

【中編】初めての北海道登山!函館の火山「恵山」に登る&念願のラッキーピエロ

こんにちは、たむです。

今回も北海道旅行の続きで、二日目は朝早く起きて、函館の最東部にある恵山という火山に登ってきました。

駐車場について、真っ先に高原が見えたので、あぁいいなぁ~と癒されていると、後ろを振り返ったらこの山体!

なんじゃこの山は!

一気に登山欲が爆発しました。

この日は雨の予報でしたが、なんとかガスで持ちこたえている様子。

この日の天気は朝が勝負なので、急いで登山の準備をしました。

 

ここで、恵山の位置を確認。

函館市の最東部のぽっこり出た半島部に恵山は存在します。

函館市街地から車で走って45kmほどの距離ですが、ここも函館市だという事で、函館も広いんだなと痛感。

森町と函館市街地を結んだ直線から東側地域を亀田半島といい、恵山の他にも北海道駒ヶ岳や、横津岳といった有名な山もあります。

 

 

恵山の登山マップです。

 

恵山登山口。迫力ある景色が目の前に!

山肌にからみつくガスがすごいなと思ったら火山ガスのようです。

さすが活火山

 

反対をむいたら綺麗な高原。天国のようです。

前をむいたら地獄、後ろを向くと天国。

 

だんだんと天気が良くなってきました。

海向山がうっすらと見え始めています。

 

どんどんと迫力が増してくる。

一歩一歩あるくたびに新しい景色を見せてくれる山だなと感じます。

 

面白い岩を発見!流理構造が見られる大岩です。

マグマ中の気化した火山ガスや水蒸気が外に逃げず、泡のまま冷え固まり、その後の浸食で模様としてあらわになったのでしょう。

水あめに空気を含ませ、ドロドロと流した後、もしそれが硬化したら?とイメージしたら分かりやすいかもしれない。

 

 

地図を確認する涼さん。

美しい高原の景色。

 

岬方面の丘陵。

少し海が見えてきました。

 

ぐんぐん上るが、いま思えば、この登山で疲れた記憶がない。

それだけアドレナリンが出ていたということだろう。

 

だんだんと険しい景色に。

これが600mの山??

アルプスみたいな景観です。

 

登山道は綺麗に整備されていてとても登りやすい。

 

なんか火山ガスがすごいんですけど??

 

硫黄の結晶があちこちに。ここもかつて噴気孔があったのだろうか?

 

少しずつ山頂方面が雲からはけて見えてきた。

 

麓の駐車場が良く見える。

600mの山でこれだけ迫力ある景色を見る事ができるだろうか?

まるで3000m級の火山や伯耆大山にでも来たかのような壮大な景色。

 

噴気孔が近くなるので、できるだけ息をしないように歩くが…苦しい!

硫化水素のぷ~んとした、温泉のようなゆで卵のようなにおいが充満していました。

 

一気に通り抜けるぞ!

 

ふ~~~~!深呼吸。海からの風が心地よいぜ。

ここまでくると海が大きくひらけて見えるようになりました。

あと少しで山頂です。

 

もう少し天気が良ければ、津軽半島が見えたんだろうなぁ。

でも、雨予報でここまで天気を良くしてくれたのだから、神様に感謝しなくてはいけない。

本州なんて毎日立って寝て見てるんだから、北海道に来た時くらいは本州を忘れろという事なのかもしれない。

見えないからこそ、遠くに来た感じを味わえて幸せ~。

 

この構図を何度撮影しているんだろう。

何度もとりたくなる景色。

標高ごとに違う魅力があるからついつい撮ってしまう。

 

遠くに灯台が見えるので調べてみると、恵山岬灯台という所だった。

恵山ってだいぶ海側のぎりぎりにそびえたってると思ってましたが、結構すそ野が広いんですね。

 

おっ、景色が変わってきたぞ?解放感がでてきました。山頂が近いですね。

 

山頂です。618m!

低い!圧倒的に低山!

なんでこんな低山なのにこんな満足してるんだろう。

 

恵山権現堂。

神仏習合ですね~。

恵山は登って、このように参拝する修験道者もおられたのかもしれませんが、やはり海っぱたの山ということで、航海中のランドマークになり、山当てに使われてきたことが発端とする神山、甘南備山なのだと思う。

 

麓に恵山町が見える。

海岸線を沿ってまっすぐ奥が函館市街地です。

 

もしガスっていなければ、道駒も見えたのだろうか?

風が強くて、寒くてあまりゆっくりできませんでしたが、とても解放感のある良い所でした。

 

帰りもこの景色を眺めながら下ってゆく。

う~む、北海道だ。

 

 

 

途中で小ピークに登ってみた。

地面がアカン色していますが、まぁそれはおいといて、大迫力の山体に大感動。

 

登山口に戻ってきました。

登りも下りもあっという間でした!

 

駐車場に向かう途中、鹿がこっちを向いていました。

可愛らしい!まだ子供かな?あまり逃げる気配はありません。

 

下山したら、すっかり晴れ模様。

天気が見方をしてくれてよかった!

 

この後、北海道駒ヶ岳に行く予定でしたが、

いまからは本格的な雨という事で、函館市街地に戻ってラッキーピエロに行く事に。

その途中、「道の駅なとわえさん」によってみた。

 

「道の駅なとわえさん」から恵山を眺める。

しかし美しい海岸線。

 

ラッキーピエロ戸倉店。

前日の夜はラストオーダーで食べそびれてしまったので、念願のラッピ入店。

 

なんともいえない派手な内装。

洋風のレトロで派手だけど居心地がいい感じ。

 

チャイニーズチキンが有名だという事で、オムライスのチャイニーズチキントッピングにしてみました。

オムライスがデカイ…!ボリューミーで味は昔ながらのオムライスの味で美味しかったです。

チャイニーズチキンは甘辛の中華風?のたれで、例える事はできないけど美味しかった!

 

ラッキーピエロは、元はハンバーガー屋さんだそうです。

人気ナンバーワンはチャイニーズチキンバーガーですが、オムライスにチャイニーズチキンをつけていたので、

ハンバーガーは、人気ナンバー2の、ラッキーエッグバーガーというものにしてみました。

ハンバーグに卵焼きにミートソースにチーズにトマトなどが挟んでおり、これが美味しくないわけがない!

 

量が多いのは聞いていたので、保険をかけてハンバーガーは持ち帰りにしたのですが、オムライスもバーガーもペロリ(余裕ではなかったですがw)と食べきってしまいました。

 

北海道駒ヶ岳は、いつかまたの機会という事で、今回はやはりパスして、宿をとってる洞爺湖に向かいました。

函館から洞爺湖も200km近くあり、下道なのでやはりあまり時間をゆっくりとる事はできません。

あー一か月ほど仕事休みとれるなら、北海道をのんびり一周してみたいなぁ~。

 

グランヴィレッヂ洞爺 大和旅館アネックスに到着。

 

早速、近くのセイコーマートに行き、サッポロクラシックでカンパイ。

明日の日程について話し合いました。

 

旅行でホテルに泊まった時は、地元のテレビを見るのが好きなのですが、

たまたまonちゃんがテレビに出ていて、思わず撮影してしまいました。

水曜どうでしょうが好きなのでとても嬉しい!

 

ふとベランダを見てみると、洞爺湖の景色を見る事ができました。

あと1階くらいでも高ければもっと景色がよかったかも?

 

その後、日付が変わるくらいまで宴会が続きました。

20時頃でしょうか、外でドーンドーンと鳴り響くので、何事かと外をのぞいてみると花火大会でした。

洞爺湖のクルーズ船の客用でしょうか、とても雰囲気があってよさそうですね。

 

まとめ

という事で、無事ひぐまに襲われる事無く、北海道の初登山を終える事ができました!

恵山の一歩一歩上がっていくたびに景色が変わるあのワクワク感は、久々の登山でしたが、疲れを感じる事もなく楽しい登山になりました。

あとはラッキーピエロに行けたことがとても嬉しかったです。ハセストとラッピにいけたらもう函館に悔いはありません。

宿は洞爺湖でしたが、翌日はこの付近の火山にいけたらという事で話し合っていましたが、天気は雨…さぁどうなる事か!?

 

つづく」

 

山と終末旅の管理人について
たむ - tamura -
平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。

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