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2014.05.17-18

比良山地縦走 - まるで修行登山…蛇谷ヶ峰から権現山へ。琵琶湖は絶景でした

比良山地・権現山の山頂

レジャー概要

比良山地
最高点 1214m
無積雪・縦走
天気 晴れ
コースタイム(CT)
‏‎11:06
朽木学校前バス停
11:33
グリーンパーク入口
12:01
蛇谷ヶ峰登山口
12:46
P557
13:42
蛇谷ヶ峰
14:46
須川峠
14:55
荒川峠
15:07
横谷峠
15:49
地蔵峠
15:51
地蔵山
16:11
笹峠
16:42
イクワタ峠
17:21
釣瓶岳
18:31
細川越
18:49
武奈ヶ岳
20:02
八雲ヶ原
‏‎7:06
‏‎‏‎八雲ヶ原
7:38
金糞峠
8:30
堂満岳
8:59
南比良峠
9:30
荒川峠
10:10
烏谷山
10:42
葛川越
11:12
比良岳
‏‎11:42
木戸峠
12:02
打見山
13:57
蓬莱山
13:50
小女郎峠
13:52
小女郎池
‏‎14:15
ホッケ山
14:45
権現山
15:23
ズコノバン
15:59
権現山登山口
‏‎16:14
栗原集落
‏‎17:05
JR和邇駅

時間:17時間(2d)
歩行距離:36km
標高差:2000m+

メンバー

tamura
nao(弟)

Map Click!

兄弟でいく一泊・比良山地縦走!

八条通り。これから比良山地縦走をする為、西大路駅へと向かう途中です。

比良縦走をしようと思ったのは単にテント泊で山歩きしたかったのと、縦走という山の歩き方を体験しておきたかったから。初の本格的な山地縦走という事もあり気軽に行ける比良を選ぶ。

また、最初はいいが後半体力が衰えた状態では事故・けが何があるか分からない為、限界を感じたらいつでも峠から湖西線に降りれるよう、また後半に打見山があり万が一水分が尽きても補充できるように(浄水器は携帯しましたが)北部・蛇谷ヶ峰からスタートする事にしました。

余計な荷物を押え、テントはシェルター、シュラフは非常用にするなどして軽量化を徹底しました。地図は電子高原地図がありましたが利用はせず、地理院地図を7,8枚に分けて印刷し通過点ごとにチェックと時間記入をしました。

朽木学校前。ここまでJR安曇川駅から740円やったかな。タイダイのシャツを着てるのは弟。さぁここから登山口までが長い。
朽木てんくう温泉の脇道から登っていきます。
さぁ、もう疲れたあきらめようか!!!
天気が素晴らしい…。ここは右へ。
道は二股になりますが、どちらからでも登れます。今回は左から。
こちらの地味なのが蛇谷ヶ峰の登山口。2時間半と書いてます。
さぁ始まった!ここから権現山まで頑張ろう!
うっ…階段…。
道は綺麗に整備されております。
557地点休憩スペース。先ほどのグリーンパークの二股に分かれた右の道からはここで合流します。
ひぃひぃ言いながら山頂まであと少しという所まで。ここ今年の冬スキーで登ってきた時に通った!その時は写真左に続く尾根からきました。
蛇谷ヶ峰に到着!天気は快晴なのですがそれより空気の澄み具合がすごい。

人生で初めて不気味なほど空気の澄んだ景色見ました。

写真では分かりにくいですが、琵琶湖対岸の山肌なんかもくっきりで何もかも輪郭がハッキリしていて吃驚しました。これだけ景色がくっきり見えると意外と琵琶湖って小さいなと感じます。

写真ではめちゃ分かりにくいですが、岐阜・長野の境にある3000峰・御嶽山です。これも肉眼やともっとはっきり見えました。
さて、蛇は通過点。次なる目的地・釣瓶岳へ向かいますっ!って…7.5kmだとぉおお。

蛇からの下りは結構急でした。

やっと看板が現れたと思ったらボボフタ峠という文字が。そんな峠があると聞いたことないのでちょっと焦りましたが、どうやら須川峠のコトでした。

比良山地も奥比良は丹波山地(京都北山)の特徴もあるなぁと感じます。
横谷峠は明るくて雰囲気がいい。

もうすぐ地蔵峠かなという時、右手に登山道と並行するように林道のような道が現れる。もしかしたらこれが地蔵峠まで続いているのか?トラバースしながらなので楽に行けるかもと思い林道側を歩いてみる。間違っても村井へ降りるルートと交差するはずやからそこから地蔵峠戻ったらええと思っていったら、どんどん地蔵峠から離れていく…。

仕方ないと思い、途中から林道から這い上がって道なき道を尾根に向かって進む。地蔵峠に向かう尾根に乗りさぁえらい目にあった…と思ったらさきほどの林道が!

結局つながってたんかい…。どっちみちえらい遠回りなったし、黙って稜線歩いてたらよかった。
地蔵峠からすぐで地蔵山。山というかただの目立たないピークという感じ。展望はリトル比良方面に少し開けています。まだ釣瓶まで3kmあります。

だんだん日もぼんやりオレンジ色になってきました。

日没までには武奈ヶ岳山頂に立ちたいので急ぐ。今日山に入ってから行動食と短い休憩のみで、一度もまともな休憩・食事してないのでさすがにしんどくなってくる。

ばっと視界が開ける。地図を見る元気もなく、あれが釣瓶か?!などと喜んでいるとただの手前のピークやった。
イクワタ峠。ここから1kmあるってのがなぁ。
弟の体力もキツい感じ。景色は最高なのになぁ!
やっとこさついた釣瓶岳。
あまりのしんどさに、食事休憩をとる事に。
カップラーメンってこんな旨かったっけ!?思わずこぼれる笑顔。食の有難味を芯からかんじました。
さぁ見えてる武奈ヶ岳!頑張ろう!
どんだけ急いでても、休憩・食事だけはしっかり取らないとダメやなって思いました。というのも、釣瓶岳からめちゃめちゃ元気に。細川越から武奈ヶ岳までは平地で歩くより速いスピードでノンストップで登ったった。
こんな坂、全然大したことないやん。
右をふと見ると、日没直前の夕日と日本海が見えました。弟頑張れ!早くこい!日没なるぞ!
ほんまにギリギリセーフ!!!あと1分遅ければ日没でした。

改めて山頂で記念撮影。弟よ、比良最高峰登頂おめでとう。

ここから八雲に降りてテン泊するのですが、武奈ヶ岳で夜景を見てから下る事に。

手前が高島市の夜景、奥は長浜市・米原市。山を越えた向こうは岐阜県の夜景です。
こちらは守山、野洲、近江八幡などの夜景。

北部は日本海のイカ釣り漁船の夜景。肉眼で見ると日本海ってこんな近いんやぁと感じます。ほんまにすぐそこって感じでした。南部は大阪湾も見え、日本小さっと感じたり。

夜景事態は大したものじゃないし、星もそんな見えなかったけど、空気が澄んでいたせいで今までとは違う見え方がしてこんな良さもあるんやぁと感動でした。

コヤマノ分岐を越え、スキー場の下りで八雲に向かう事に。
午後8時、真っ暗な八雲に到着。結構多くのテントがあったのでその中でもテントが1張もないスペースをどうにか見つけてシェルターを張る。
シェルターは小さいっちゃ小さいが、2人が食事・寝るには問題ない広さ。
呑まなあかんやろ!本当ならビールがいいが、ここは少なくて酔えるウィスキーにしました。麦茶で割って頂く。弟は未成年なので麦茶で乾杯。

本日のディナーはウィンナーカレー。写真にはないが、そのほか豚汁・おでん・焼ウィンナーなどもたらふく食て、気持ちよく就寝。

夜中温度は7度ぐらいだったが、服などしっかり来て寝たので非常用のSOL エスケイプヴィヴィ240gのシュラフで朝までぐっすりでした。10時就寝。

18日(日曜日)の朝5時半起床。ふぁあ~あ~あ~。おはよう。
清々しい朝です。歯磨きガムを食べながら食事の用意。
ご飯を温め、ミートボール、肉じゃが、焼き鳥などを食べる。
そして朝はしじみ汁でしょ!!!この旨味がキーンと脳を刺激して素敵な朝にしてくれる!
腹パンパン、用を足して荷物をしまい出発の用意。忘れもんないかーー!!行くぞ二日目!

金糞峠までは沢筋を歩いていく感じ。橋を何度かわたってひたすら平地をあるく。

昨日の疲れは完全には取れてないが、ほぼほぼ復活した感じでスイスイ進む。

金糞峠到着。
金糞峠からの景色。今日は昨日ほどではないが、大分空気は澄んでいる。いつもで言う最高の大気の状態はこんなもんだろう。雲海が出ていて神秘的でした。
以前は金糞から武奈ヶ岳へ登ったが今回は縦走路へ。お花一杯の道という感じ。
ひたすら歩いてお花の道を抜けると堂満岳への分岐が現れる。堂満岳は比良主峰の中で唯一行った事無かったので今回が初。
またお花の道かよ!しかも坂きっつ…。
カラ岳・釈迦岳が見えます。
堂満岳到着!遠かった!あの分岐から行くもんじゃない!
景色もそんなあけた訳じゃないがそこそこイイ感じ。
堂満岳を下り、南比良峠へ。堂満岳~南比良峠は人めっちゃ多い!
蓬莱チックな琵琶湖の見え方してきた!次なる目標は蓬莱山!まだまだ遠いぞ~。
烏谷山(からとやま)山頂付近。縦走は山頂を巻いて進むルートですがここはピークハントします。
山頂到着。堂満岳より景色ええやん。
打見山と蓬莱山が近くに見える。見えるけど遠い!く~~!
葛川峠。烏谷山から葛川峠までの下りはガレってる急な坂なので結構疲れる…。
比良岳付近は大きな岩が多い。弟が疲れて休憩急。「おい、岩が倒れてくる前に早く行こう。」
比良岳到着。地図を見るとどうやらこの西側のピークが比良岳山頂のよう。まぁここが比良岳って看板が言ってるんやし、ここでいいよ。
木戸峠まではなだらかで長い道が続いてやっとついた。ここから打見山はすぐ。
えっ…。これ登るの?
これ直射日光あたりながらはきつい。
ひぃひぃ言いながら到着したら、若い女の子やスニーカーの奴らでいっぱい。なんやねんこの山。
そして打見山山頂の山小屋食堂で食事を頂く。縦走にこういう施設の力は借りたくないと思いながらも、入っちゃいました。
打見山山頂。
蓬莱山へ向かいます。目の前にみえとるし近いんやけど遠い。冬はスキー場なのでリフトがあり坂も綺麗に整備されています。
後ろは打見山。黄色い花の中を登ってきてる弟。
打見山と琵琶湖。
やっと蓬莱山山頂です。人が多いので写真だけぱっと撮って小女郎峠へ。
いいね~!蓬莱山よりこっちのがええやん!
荷物を峠にデポして小女郎池まで行ってきました。
比良山地にある池の中で最も高い位置にある池だそうです。標高1060なので北比良の釈迦岳・堂満岳とほぼ同じ高さ。
小女郎池の説明と由来。
ホッケ山。峠からホッケ山は意外と遠く感じました。
展望がいい。南比良の展望が最もいい場所はホッケ山です。蓬莱山・権現山と比べて町まで近く最も角度が良く視界を邪魔するものがない。
さぁ残るはあと1山。右の近い山が最後の山権現山。その左奥が霊仙山。その真奥が比叡山。比叡山の右側には写真じゃ分かりにくいですが京都盆地や大阪平野が見えます。
ぐいっと下って上がると権現山。これは近かった。最後なので二人で記念撮影。蓬莱山までくれば縦走は終わったようなもんと思ってたら案外疲れたもんやなぁ。
ここは以前ナイトハイクで夜景を見に来た山。夜景やとここがやっぱ一番なのかなぁ。(→権現山の夜景はこちら←)
権現山からのガレ急坂を下るとズコノバンとかいう霊仙山へ向かう尾根と栗原方面との分岐がある。看板がないので意識せんかったらスルーしそうになる。右が霊仙山へ向かう方面だが、何も書いてない。
この看板が出てきたらもうすぐ。
お疲れ様です。縦走終了です。ここからは林道・舗装路を歩いて和邇駅を目指します。
権現山登山口。
最後の力を振り絞って和邇駅までほぼランニングで向かい17時には駅に到着しました。
最後は京都駅のラーメン小路で東大ラーメンを頂く。思いっきりにんにくパウダーかけて体にエネルギーをぶち込む!もちろんラーメン大、ごはんも大。ご飯には卵2つ入れて卵かけごはんして、ラーメンスープも完飲して帰路についた。

感想・まとめ

初縦走でいつも計画しない大体の予想CTまで計画した上で望みましたが、弟の体調などもあり1日目は2時間ほど、二日目は予想CT通りで山歩きできました。

水一人3.5L づつとその他2日分の食事など予想以上のしんどさでキッツイ!さらに蛇谷ヶ峰~笹峠を過ぎるまでほとんど展望もなくさらにそれなりに登り下りがあるので精神的にも結構きつい。それを過ぎれば釣瓶岳手前は琵琶湖をバックに気持ちよくあるけますし、その後は武奈ヶ岳、八雲、堂満、蓬莱など見どころや、蓬莱から権現山までの空中散歩は気持ちいいです。

基本は地理院地図で徒歩道線引いたあるので問題ないですが、道を外した場所は蛇谷ヶ峰から南に下りで東に曲がる所があるのですが、足跡も分かりにくくそこを間違って20mほど直進してしまいました。そのほか、烏戸山山頂から縦走路の出方を間違え奥ノ深谷方面にルートがあったのでほんの少し下った程度の二つともすぐ気づくミスです。定期的に地図をしっかり見ていれば問題ありません。

ホッケ山から権現山が見えた時は「やっと終わった…」という感じでした。1日半、20時間ほど歩きでしんどかったのでやっと達成か~とうれしくもありつつ山から出てしまう名残惜しさと複雑でした。

ピークハントや日帰りもいいですが、一泊登山も気持ちの良いものでした。







古都コトきょーと