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2017.03.26

明野劇場 - 黒焦げのエロス…ストリップ劇場廃墟

明野劇場の内部

廃墟の情報

明野劇場
廃ストリップ劇場
場所 茨城県
建築 1965前後
廃墟化 1995

廢墟レポート vol.64:明野劇場 Akenojekijo Strip Theater

 茨城県の「明野劇場」と呼ばれるストリップ劇場の廃墟にやってきました。

 ここは昭和40年代に「明野第一劇場」という名前で芝居小屋として営業を開始しました。その後にストリップ劇場に発展。経営者がころころと変わったりしたが、1994年6月に経営不振や摘発が原因で閉館。翌年1995年1月に放火により放棄される事となりました。

 最盛期には「伝説の踊り子」とも言われた一条さゆり氏もこの場所で踊ったのだそうです。

 周囲は不法投棄と思われるゴミが散乱しており、建物は廃れ、いかにも廃墟っぽい風貌をしています。

 地元では心霊スポットとして恐れられているらしく、入り口には落書きも目立ちます。

 ココは受付。ムラムラした男をパスする場所。

 会場手前の喫煙・待機スペース。

 そしてここがストリッパーが踊る会場だ!

 中央に円形の台があり、回転する仕組みになっているそうです。

 観客との距離は非常に近くてビックリしました。これなら間近で踊り子の体を舐め回すように見れそうですね。

 ちなみに、僕はストリップ劇場に入った事が無く、この廃墟に来るまで内部がどういう感じなのかも知りませんでした。

 同年代前後でも入った事のない人は多くいると思います。インターネットの普及によりコンビニでどきどきしながらエロ本を購入したり、アダルトビデオを借りに行った事がない若者もいるくらいですから。

 数十年前と比べ、性に対する考え方や向き合い方が変わった事で、昔ながらの性的娯楽であるストリップの魅力を理解しようとしなかったり、興味を持つ機会がないんでしょうね。

 踊り子さんはこの台の上で曲に合わせながら踊っていたんでしょうか。

 やましいけど、真剣で、人の美しさ、女性の体の美しさを感じる事の出来る場所なのかもしれません。

 京都にも東寺の近くにあるので一度いってみたいな。

 廃墟でなければこの台に上がる機会もないでしょう。立ってみると、なぜかほんのすこしドキドキしました。

 踊り子を照らすスポットライト。

 営業日報。この記録では410万と書かれています。

 ちょっといいなと思ったのがこのトイレ。青い壁で、ところどころは剥がれ、良いコントラストになっています。

 小便器がアートに見える!?

 洗面台。

 二階にあがってみると、でかでかと落書きが。このあたりれは心霊スポットとも言われているらしい。

 下では気づかなかったのですが、司令室のような所がありました。

 この場所でライトの位置を調整したり、曲を流したりしていたのでしょう。なかなかいい職業だ。

 建物の裏手にも建築物がありましたが、ほとんどは消失したのか、瓦礫となっていました。踊り子さんたちの楽屋になっていたのでしょうか。

 メタリックなベアブリック

 最後に記念撮影をしました。

感想・まとめ

 火災にあっており、その後も荒らされた形跡があるため、当時の様子を探る事は難しい物件でしたが、ストリップ劇場という未知のジャンルだったのでとても興味深く、探索していて面白かったです。

 目を閉じれば、踊り子さんが踊っていて、それを子供のようにキラキラした目をした"おっさん"達が食い入るように見つめる。そんな昭和のアンダーグラウンドな光景が瞼の裏に広がります。

 僕が老人になったら、趣味はストリップ鑑賞にしたいので、今も全国に残ってるストリップ劇場は閉店せず続いてほしいですね。


古都コトきょーとの管理人について
tamura
平成3年生まれ、京都に住むアウトドア好き。趣味は 登山/夜景/旅/スキー/キャンプ/Urbex など。Olympusユーザー。インコなど鳥が大好き。夜景山岳会所属。好奇心が強く、わくわくする所が好きです✨

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