古都コトイメージSmart
2019.08.27

湯原温泉ロープウェイ 山麓駅 - 幻と消えた楽園へと続く索道跡

廃墟の情報

湯原温泉ロープウェイ 山麓駅
索道跡
開業 1975年
閉業 1981年

廢墟レポート vol.140:湯原温泉ロープウェイ Yubara Onsen Ropeway

こんにちはtamuraです!

今回は湯原温泉にあるロープウェイの廃墟にやってきました。

湯原温泉といえば、以前湯原温泉劇場に行っていますが、その時は時間の都合で行けなかった為、ずっと気になっていました。

湯原温泉郷の西側には霞ヶ丘と呼ばれる標高約705mの山があり、このロープウェイは湯原温泉駅(山麓)-霞ヶ丘公園駅駅(山頂)の距離1.1km、距離132mを片道7分でつなぐロープウェイで、1975年にオープンしました。

山頂駅周辺にはレジャー施設がオープンする予定でしたが、計画は頓挫。この事からロープウェイはわずか6年ほどで閉業する結果となってしまいました。

まさに幻と消えた楽園へ続くロープウェイ。そしてこのロープウェイの存在もまた忘れ去られ幻と消えてゆくのでしょうか。

今回やってきたのは湯原温泉駅、山麓側の駅です。山頂駅は30分ほど山を登らなければならない為、今回は暑さに負けてしまったのでやめておきました。

閉業から約40年。内部は荒れ果てています。

窓はわれ、鉄は錆び、とうの昔に忘れ去られた現代からは切り離された空間。

外でなくセミの鳴き声が、なんだか寂しげな雰囲気を一層際立てていました。

一階は受付やトイレ、倉庫などなので、2階へ上がってみる。

二階は券売所、三階が乗降場です。

荒れ果てた券売所とお土産屋さんコーナー。

大人往復800円、子供は500円。

開業当時の物価は現在の0.55倍ほどだそうなので、かなり強気な値段設定だったのかもしれません。

今は車体はありませんが、乗車券によるとこのような車体だったようです。

なんだかウルトラマンみたいですね笑

森永アイスクリームの冷凍庫。

オロナミンCの冷蔵庫。

三階の乗降場にやってきました。

もはや屋根も崩壊し、地面はぬかるみ草が生えています。

残念ながら車体はなく、どこかへ売却されたか処分されたのでしょう。

乗降場のみが悲しく残されていました。

ぽつんと一つだけ置かれたベンチ。

発車ベルやアナウンス用のスピーカー。

発車合図、非常停止ボタン。

誰かが持ってきたのか、当時の電話やヘルメット、時計が並べられていました。

最後に一階の裏側にあった機械室にお邪魔してきました。

錆びた螺旋階段が美しい。。。

乗客用エリアとは雰囲気は一変し、コンクリートの世界。まるで発電所の廃墟のようです。

色んな角度から螺旋階段を何度も撮影していました。

さすがに登る勇気はありませんでした笑

大きな車輪がついた機械。ここでロープを巻いて動かしていたのかな?

今日の天気予報は曇り後雨。そろそろ雲行きが怪しくなってきたので帰りましょう。

感想・まとめ

ロープウェイの車体はありませんでしたが、山の中にあるので建物全体が自然に飲み込まれてゆく雰囲気がとても神秘的でした。

特に機械室の螺旋階段はとても有名でずっと写真で見てきて気になっていましたが、実際に訪れてみてもその場の雰囲気に圧倒されました。



古都コトきょーとの管理人について
tamura
平成3年生まれ、京都に住むアウトドア好き。趣味は 登山/夜景/旅/スキー/キャンプ/Urbex など。Olympusユーザー。インコなど鳥が大好き。夜景山岳会所属。好奇心が強く、わくわくする所が好きです✨

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