キャデラックハウス – バブルを象徴する豪華ハリボテの廃ホテル

この廃墟について
キャデラックハウスとは、山梨県清里高原に存在するホテル跡地。1985年に元プロ野球選手の江夏豊氏より、アメリカンクラシックカーの展示場兼ホテルとして開業。
1996年頃に閉業し、1999年に競売にかけられ落札されたが、落札者がオウム真理教の関係者であった事が判明。清里の観光業界による反対運動の結果、オウム真理教による利用は阻止された。
界壁はレンガ調で、ファサードにはイオニア式オーダーが装飾されており、ギリシャ風、または大正時代の日本の西洋館を模して作られている。
廢墟レポート vol.93:キャデラックハウス Cadillac House

こんにちはtamuraです!
今回は山梨県にあるキャデラックハウスという廃墟ホテルに訪れました。
八ヶ岳高原の麓にあるこの地は関東の避暑地としてバブルの時期は非常に賑わっていたそうですが、現在では観光客もまばら。そんな事より避暑地とは思えないほど暑かったです。
そんなこの地のはずれにレンガ調の神殿のような廃ホテルが存在します。外観はハーバード大学を模して作られたそうです。
夏は草木で覆われ、道路から建物は一切見えず、道なき草むらをかき分けてやってきました。

かつては名前の通りキャデラック(車)が置かれていたそうですが、廃墟化して現在は撤去されています。
最盛期には予約なしでは入れないほどの賑わいがあったそうなのですが、現在の様子からは想像もつきません。

エントランスには真っ赤な絨毯が敷かれ、カーブしたおしゃれな階段がいい感じ。

フロントにおいてあった館内案内。

おいてあったカレンダーは1992年のもの。

消費税3%。3%という数字を出されるとさすがに年代を感じる。5%からの時代しか知らないから。

エントランスの横にあるレストラン跡。

レストラン厨房。

二階に上がって客室。窓から緑の光が優しく注いでいます。

ミラートイレ。落ち着きませんね。
横が女子トイレになっているので、女子トイレからはもしかしたらマジックミラーになっていて丸み見えなのかな?と思って行ってみたらさすがに見えませんでした。

このホテルの魅力は地下。
パーティー会場やカフェ、バーがあったそうなのですが、現在は何もない荒廃した空間になっています。

どういうデザインなのか、このように壁がくり抜かれている所があちこちに。

キャデラック車が描かれた絵画が残されていました。

怪しい階段。

怪しい扉を開くと、かつてバーがあった広々とした部屋がありました。
急にモノクロ調になったのでビックリしました。統一感の無さも今となってはバブルっぽいのかな。

あまり期待はしていなかったのですが、行けば行ったで撮影が楽しくてついつい長居してしまいました。
見た目はバブリーで、当時は設備もいろいろあって豪勢に見えたのでしょうが、全て撤去された今を見るとハリボテ感丸出しで、まさにバブルの遺産といった感じでした。
感想・まとめ
山梨のかつての人気観光地のはずれにある廃ホテル・キャデラックハウスに行ってきました。
野球選手がオープンしただとか、O真理教の信者が購入していざこざがあったとかいろいろな過去がある廃ホテルですが、現在は全て忘れ去られ集落の片隅に草木に埋もれています。
中は至って普通のホテルですが、地下のバーやラウンジなんかは不思議でゴージャスな作りなので廃墟としてとても見応えがあり、撮影してて面白い物件でした。


