新潟ロシア村 – 滅んだテーマパーク…怪しくそびえるモスク

廃墟の情報
廢墟レポート vol.100:新潟ロシア村 Niigata Russian Village

こんにちはtamuraです!
今回はテーマパーク廃墟の定番中の定番「ロシア村」に行ってきました。
ロシア村は1993年に新潟中央銀行が行った三大融資プロジェクトにより新潟初のテーマパークとして華々しくオープンしました。(三大の残り2つは富士ガリバー王国、柏崎トルコ文化村)
しかし「ロシア」がテーマというのは今一つパットしないからか、開園当時から客味は伸び悩み、ロシアの地方から援助を受けつつ食いつないでいたものの開園からたった10年で休業、そして閉園へと追い込まれました。
閉園後は解体もされず放置されていたため、廃墟として日本全国に知られるまでに至りました。

門を超えると5分ほど道を歩かなければなりません。当時は車で入っていけたのでしょうが、歩きとなると距離があります。
そもそも新潟県の中でもアクセスの悪い所にある為、車ありきのテーマパークだったんでしょうね。

長い長い道を登り終えると、大きなモスクが姿を現します。スーズダリ教会というそうで、このロシア村のシンボルになっていました。
廃墟でもモスクの廃墟というのは物珍しいので、たちまち有名になりました。

ずっと昔から解体の噂が流れていて、実際に少しずつ解体されているようでしたが、現在はメインのモスク(スーズダリ教会)とホテルの建物だけが解体現場に残されているといった状況でした。

まずはスーズダリ教会から入っていきましょう!思っていたより大きく迫力があります。

中は大神殿になっていました!
テーマパークの施設なので、チープ感はありますが、それでも大きな4つの柱と天井に描かれている絵は迫力があって、本当に宮殿のようです。

描かれているのはロシアの実際のものをコピーしたんでしょうか?中央にはロシア人らしき人物の絵も。

二階から撮影。かつては椅子なども並べられていたらしいのですが、現在は解体の準備かなにかですべて取り払われ、すっからかんの内装でした。

つぎは2009年に火災が起きたというホテルへ入ってみましょう。
こちらも外観は神殿のような感じで立派ですね。外からでも少し黒く焦げている部分が見えます。

中に入ってみるとすすだらけでした。がっつり燃えてしまったみたい。

客室はどこも可愛らしい感じで、ドールハウスのような雰囲気。

窓も可愛らしい感じ。カーテンがボロボロになっていました。

一部屋だけとてもキレイなゴシック調のベッドが残されていました。
横に立て掛けてあるのは天蓋部分?お姫様ベッドのような感じだったのでしょうか。

きっと一等客室だったんだろうなぁ~!

ベッドの部屋からはすぐ目の前にモスクが見えています。

ホテルの最奥部へやってくると、火元が近かったのか大きく焼けている部分がありました。
中央部は階段かなにかがあったと思われますが、吹き抜けの広々とした空間になっていました。
最後に一番下から撮ろうっと…

客室前の廊下。

焦げた部屋に一つの椅子…ポートレート用で誰かが置いたんでしょうが、すごく画になっていました!

窓の外から。最上階なので遠くまで見渡せます。
周囲は森に囲まれていますが、遠くに新潟の町がみえました。天気が良ければもっと景色が良かったんでしょうね!

一番下に戻り、焦げたエントランスを撮影。

スラム感があってちょっと好き。
感想・まとめ
ロシア村は新潟県を代表する廃墟という事で、一度は…と思っていましたが、ようやく行くことができました。京都から600kmも離れており夜中高速を走らせ約8時間…。付く頃にはすでにヘトヘトでした。
解体の噂が昔からあった為、残っていたらラッキー程度で訪れたのですが、メインの建物がしっかり残っていたのでホッとしました。
写真の印象より建物は大きく迫力があり、朝の薄暗い景色の中では、本物のモスクのようにも見えていて日本の廃墟ですが異国情緒満載でした笑
しかし中に入ればなんのなんの、壁紙が剥がれた部分はベニヤと鉄骨というなんともチープな造りで、だからこそ廃墟になるんだろうなと痛感しました笑


