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2017.12.17

小倉山 – 嵐山・嵯峨野を眺める夜景展望ポイント

夜景情報

小倉山
※山岳夜景(ナイトハイク)
美しさ ★★★★☆
登山Lv ★★★☆☆
登山時間 30分
登山距離 1.0m
標高 209m
住所 京都市右京区



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小倉山

 こんにちはtamuraです。

 今回行ってきたのは、京都の嵐山の大堰川を挟んだ対岸にそびえる小倉山で、夜景撮影に行ってきました。

 亀山公園からの登山です。嵐山花灯路の最終日というコトもあり、人が沢山。小倉山に向かう観光客もチラホラいました。

 メンバーはいつもの涼さん、ひでぶーさんの他、岩手県から来たという橋本さんの他、大阪から2名と、兵庫県伊丹から1名の総勢7名でのナイトハイキングとなりました。。

 大きなハットが特徴的な橋本さん。夜景が好きで、なんと以前京都に来た時には音羽山も一人でナイトハイキングをしたそうです。

 さすが嵐山花灯路の時期とだけあってこの展望台にも人が沢山。

 登山道は以前2011年に来た時より整備されていて、登りやすくなっていました。

 亀山公園の登山口から約30分ほどで、展望地に到着します。ベンチが用意されており、10人くらいなら座れるほど。

 2017年には、Nighthiking.jpの涼さんがKBSテレビでこの夜景スポットを紹介したからか、夜景を見に来る若者や外国人が居ました。

 2017年撮影の小倉山の景色。昔より木々が伸びてきて、展望は悪くなっていますが、それでも開放感があって京都らしい夜景を見ることができました。

 嵐山花灯路の最終日で嵐山のライトアップや、嵐山付近の雰囲気がいい感じでした。

 渡月橋から円を描くように流れる桂川や、東西に走る京都の道の雰囲気がよくわかり、実に京都らしい夜景と言えると思います。

 比叡山直下から南は名神より南まで見ることが出来て、遠く東山方面には京都タワーやホテルオークラ、京セラビルなどが眺められます。

 この日はとても大気の状態が良く、日没後も東山の山肌までハッキリ見ることができるほどでした。

この写真はクリックで拡大します

小倉山からのパノラマ夜景です。(2011年撮影)

見どころは沢山あり、京都の夜景スポットの中でも非常に特徴の多い夜景スポットの一つです。

・眼下左下から双ヶ岡まで強く浮き上がる丸太町通り。

・夜ライトアップされている観月橋に、西部から綺麗な歪曲を描き南部へ流れる桂川。

・パノラマが広いですが、南部にある嵐山・松尾山と北部の北山に視界が視界を遮り、うまく町の輪郭を描いている。

(2011年撮影)京都駅方面。右下に流れている川は青く光っている橋(渡月橋)まで大堰川、その先は桂川です。

小倉山 夜景 保津峡

(2011年撮影)帰りによった亀山公園の展望台からの千光寺方面のライトアップ。右側は嵯峨野トロッコ列車の線路のライトアップで、左側が千光寺やホテル星のや京都。

感想・評価

迫力(角度)と奥行 ★★★☆
光量 ★★★☆
パノラマ★★☆☆
特徴(地形) ★☆☆☆
特徴(筋) ★★★☆
総合評価 12/20点

※ 評価基準について

 小倉山は嵐山竹林などの裏にある山です。猿の鳴き声が怖かったですが、展望は素晴らしいものでした。木のベンチがありそこから1時間ほどぼーっと眺めていました。展望範囲はかなり広く、京都盆地を一望することができます。また平安時代以降は紅葉の名所としても有名であり、第一展望台からは秋にライトアップされた紅葉と共に、保津川のほとり(千光寺、嵐山妙見堂等)を眺める事が出来ます。

アクセス

 渡月橋の右京区側を山方面に向かって川沿いを歩いていく。その後、二股に別れる道は左の川沿いへ行き嵐山公園へ。あとは案内板に書いてある頂上展望台、「猿出没注意」の看板に向かってすすむ。ただしこの第1~3展望台というのはこのサイトの指す夜景スポットではなく、その展望台からさらに奥へすすむ。反対側(嵐山高尾パークウェイからもアクセス可能)カシミール地図は後日書いたので、展望地の位置が大体で申し訳ございません。ただ、山頂方面へ上って行ったら確実に分かります。出来るだけ亀山公園ルートで行きましょう。

山と終末旅の管理人について
たむ - tamura -
平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。

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