古都コトイメージSmart

2018.06.24

ガスの大峰・行者還岳が最高に神秘的でした!90Pからピストン

レジャー概要

大峰山脈
標高 1,546m
奈良県天川村
天気 晴れ・曇・雨・ガス
コースタイム(CT)

11:08
R309,90P(取付)
11:38
タイタン広場
‏‎12:04
奥駈道取り付き
‏‎12:45
行者還ノ宿
13:18
行者還岳
13:50
行者還ノ宿
‏‎15:18
奥駈道取り付き
15:58
R309,90P(取付)

時間:5時間
距離:7km
標高差:570m


メンバー

tamura





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ガスの大峰・行者還岳が最高に神秘的でした!90Pからピストン

 こんにちはtamuraです!

 今回はnighthiking.jpの涼さんに、ずっと行きたかったガスの行者還岳を案内してもらいました!!

 ガスが見たいガスが!ガスと苔!ガスと岩!大峰はガスってなんぼの山なので、ぜひガスった原生林の神秘的な森を見たかったのです。

 というわけで、前日関西地方には大雨が振ったので、行こうか~!となり、ようやく念願を果たす事ができたのであるまる

 今回は行者還トンネルの東口を少し下った所のR309の90番ポスト地点から階段を登ってスタート!

 あれれ~!?ガスがないぞぉぉ。

 しょっぱなから一切のガスはなし!南阪奈道では大峰が全体的にガスっていたので、きっとこの上は…と希望を胸に登ってゆく。

 しばらく登るとさっそくうっす~らガスが出てきました。

 大峰の原生林とガスは非常に相性がよく、秘境感が出ています。これが見たかったんや~!

 尾根の取り付きにある巨木。これがかなり大きくて、存在感があるのです。

 このあたりでテンションMAX。これが…見たかったんです…神様…。

 そして、もう一つ見たかったものが姿を現しました。

 紹介しよう…。タイタン君です!

 恥ずかしがり屋なので、片目でちらっとこっちを見ています。

 こんな山奥の尾根になぜこんな車が存在するのでしょう!?それがとても不思議。でも、可愛い事に変わりはありません。

 タイタン可愛いよぉタイタン(*´Д`*)ハァハァ/lァ/lァ

 「タイタン」とは、MAZDAのタイタンという車種で、この型番は現行車のご先祖様なんですね。

 E-2500という型番で、ディーゼルエンジン。推定年式は1960年台後半。これまでMAZDAの主流は3輪のトラックでしたが、このEシリーズから4輪が主流となりました。

 2tトラックの荷台は、長年放置され苔で覆われています。

 撤去しようにもすでに道路がありません。これからもずっと…ここに居るんだよね…。また会いに来るよ!

 さぁ、古き友と別れを告げ、我々は先へ向かいます。

 あれ?さっきよりガス強なってへん?

 なんていう木なんだろう、放電してるみたい。

 さぁ…この坂を登ると新しい世界が…

 失礼しました、この坂を登ると稜線(大峯奥駈道)の出会いに到着です。

 奥駈道に出ました!

 そして風が強い!さぶい!坂道で暑かったので稜線でたら雨具を脱ごうと話していたのに、逆に雨具だけでは寒くなってしまいました。

 どんどん濃くなるガス。

 登山口で、今日はもしかしたらガスもうはけたのかも…と話してたのがなんだったのかというほど。

 はぁ…美しい…。

 木々の隙間に…神様のようにお立ちになっているあのお方こそ、そう、僕です。

 ここの苔はほんまに良かったです。濃くて美しい霧との相性は完璧。

 稜線は苔とガス地帯がところどころにあり、もう最高。

 涼さんもテンション上がって撮影。

 MAX濃い!すばーしーですな!

 お地蔵様も雰囲気でてます。

 苔だらけ~!!

 途中に山小屋(行者還ノ宿)があったのですが、先に山頂へピークハントする事に。

 一面の苔と岩~!

 行者還直下は岩場が広がっています。

 遠くから見ると反り立って見える部分はこんな岩場なんや!

 崩落気味の斜面を登っていく。

 このあたりもとても神秘的!

 稜線に出るまではしばらく急な坂道が続きます。

 奥駈道から、山頂方面への分岐を進む。このあたりもガスがすごい。

 行者還岳ピークハント!特に何もなく、展望もありません。

 さて小屋に戻ってお昼ご飯を!

 下りは滑りやすいので慎重に…!

 小屋はとても大きくてキレイ。

 今日のお昼ご飯はチキンラーメンとおにぎり2つ。

 ゆっくりお昼休憩して、さぁ行こうと外に出てみると…なんと晴れとる…。

 小屋のすぐ近くの展望箇所から台高山脈が一望できました。

 まだうっすらガスは残っているものの、空は一面の青空へ!

 ガスの世界は最高に素晴らしいけど、晴れの景色もちょっと見たいと言ってたさなかでした。

 まさかのミラクル!

 ガスの隙間から太陽が差し込んで神秘的!山で久々のチンダル現象や!

 さっきまで誰も寄せ付けない秘境のような風景だったのに、太陽が照った瞬間、ものすごく緑が映える楽園に早変わり。

 さっき記念撮影したとこ~!全然雰囲気ちゃう~!

 八経ヶ岳がガスの合間から顔をだした!

 うぉぉぉおお!鐵山がめっちゃかっこよく見えるぅ!

 さっきまで全く見えなかった行者還の山体も見えてきました!

 そしてタイタン広場から大普賢岳がキレイに見れました。

 今日はガスで来たんやし、別に大普賢見て無くていいし…。と意地を張っていましたが、実際こうやって綺麗に見えるとやっぱり興奮してしまいますね!

 ガスも見れて晴れも見れて大満足で90番ポストに下山してきました!

感想・まとめ

tamura

お疲れ様です!ガスだけでも最高に当たりの山でしたが、晴れも見れて最高でしたね!


お疲れさま、こんな事もあるんやね、今回は完全に当たりやったね。


tamura

最初ガスが無くてどうなるかと思いましたが…。やっぱり大峰はガスってなんぼですね。


ガスってなんぼやね、行者還のガスは初めてやったけど、やっぱガスのほうが素晴らしいわ。


tamura

タイタンも可愛かったし、ガスで神秘的な景色も見れましたし、これぞ大峰の魅力という感じがしました!
天気の変わり目のガスが流れていく様子も神秘的でしたね


大峰の中では、珍しく気軽に登れる山やし、苔の雰囲気が良い山やね。


山と終末旅の管理人について
たむ - tamura -
平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。

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