古都コトイメージSmart

2013.11.02

大川口から鉄山-八経ヶ岳へ。ディープな大峰登山

八経ヶ岳から倒木の景色

レジャー概要

大峰山脈 八経ヶ岳
標高 1,915m
無積雪期・ピークハント
天気 雨・晴れ
コースタイム(CT)

8:40
大川口
10:42
鉄山
12:16
修復山
12:52
弥山小屋
12:56
弥山
13:25
八経ヶ岳
13:55
明星ヶ岳
17:52
行者還トンネル西口

時間:9時間
歩行距離:12km
標高差:1101m


メンバー

tamura





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鐡山から近畿最高峰アタック。意外と苔が綺麗。

 今回は鉄山経由で修復山~弥山、そして近畿最高峰の八経ヶ岳、そしてせっかくなので明星が岳へ行きます。大川口の橋の手前に車を停める所があります。
 紅葉まっただ中の大峰。橋を渡ってすぐ右が大川口の取りつき。今日も川迫川が綺麗。
 これがそう。立ち入り禁止と書いてますが、登山客は別。途中から私有林へ向かう道と分岐します。分岐地点にも同じ看板がありますが、そこからの社有林が登山者も立ち入り禁止。
 入ってすぐ。一歩目がこれかえ…。嫌な予感しかしない。
 ごつごつとした岩と急峻な坂が交互にやってくる。これがキツイ…!
 涼さんの角度がおかしい!それだけ急な坂です。
 なんやこんなルートと思いますが、案内だけはしっかりしてるみたい。冬には死者も出ている事から昔と違って案内だけはきっちりしてるみたいです。
 やっとなだらかな道…というのもつかの間。
 再びやってくる急登。
 おろろ、イイ感じの広場についたと思ったら目の前に鉄山手前のピークが見えてきました。
 草つきの展望台という名前だそうでそこからの大峰の景色。すごい迫力。写真右の山が稲村ヶ岳。手前はバリゴヤノ頭、その奥稲村手前のピークがありその奥の高い山が稲村ヶ岳。つーと写真左に尾根にそって下がって川迫ダム。その奥が熊渡。横にぴょこんと出てる山はトサカ尾山で、その裏側に弥山川があり以前行った双門コースがあります。稲村ヶ岳に行った時は大日山に絶対行きたい!
 先へ進みます。まずは見えている鉄山手前のピークを目指します。
 もう踏む土がなく、急登が続いたと思ったら今後は根っこの道という感じ。
 なんじゃこりゃ~言いながらも進んでいきます。
 こんな所をくぐったり…。
 よっしゃ~~!鉄山(てっせん)じゃ~~。なんかこんな嬉しいのはなぜか!?下からほぼ休憩なしで上がってきたのでくたくた…。
 鉄山を下りて次の目標は近畿最高峰。
 気持ちのいい道が続く。
 ぱっと振り返ると鉄山が綺麗に見えるではあーりませんか。3つぽんぽんぽんとなってる真ん中が鉄山。奥はただのピークで、手前は香精山というらしい。右奥にぴょんと立っているのは行者環岳、連なって七曜岳、国見岳、大普賢岳、左には竜が岳や稲村も見えます。奥には台高山脈も見え始めました。
 ここを越えると針葉樹林が増え視界は悪くなりますが、コケがすごくなってくる。
 一か所だけコケに包まれた石が太陽の光があたっていて神秘的でした。
 一面のコケコケコケ。屋久島みたいな観光地とは違って、まさに自然の中にある知られざる名地。変わり者変人しか見た事がないでしょう!
 すげー。これこそガスってる時にきたかったなぁ。
 コケの道を上がっていくと、赤いテープがゴールのように木から木に張ってある場所に合流。迷ヶ岳からとの合流地点です。そこから登っていくと修復山につきます。ここからは倒木ファンタジー。
 大倒木地帯。大台ケ原の元の姿でしょうか。かなり迫力があります。前回は真っ暗の中通ったのでちくちく痛かった!
 八経ヶ岳が見えてきました。
 あと少しで弥山!
 このアミまできたら左へ。アミに沿ってすすむと弥山小屋到着。
 レールの横を通って柵をまたぎます。
 弥山到着。すごい人の数。大川口~弥山小屋裏まで会った人の数は0人。弥山小屋の表に出た瞬間に何十人という人が!やはり人がいる山は落ち着かない。
 一応弥山も山頂いっておきます。
 なーにもない。これだけ…。
 弥山の山頂から八経が岳が目の前に見えています。今回は足を延ばして明星が岳まで向かいます。八経ヶ岳でご飯を食べるという予定やったんですが、人が多いのを予想して明星で食事をしようという事に。
 弥山小屋に戻り、八経が岳に向かいます。
 八経ヶ岳登頂(キャーパチパチ!)。日本百名山にも指定されています。
 八経ヶ岳からの景色。大峰山脈が一望できます。そして紅葉がすごい。ガスってなかったらよかったのになー!
 まずは食事という事で明星ヶ岳へ向かいます。八経ヶ岳からみる明星ヶ岳。結構近いです。
 ここから下って行きます。
 こういう看板があります。ここを登っていくと明星ヶ岳、右へずっと進むと頂仙岳へ向かい熊渡へ行きます。
 案内図はこんな感じ。
 明星ヶ岳に到着。雰囲気悪くないです。
 今回もカレー。ちょうど下山手前で雲行きが怪しくなってきました。
 毎度おなじみのガス。
 やっとついたと思ったらもうすでに真っ暗。行きに車で先に自転車をここにおいておいたので大川口までは楽勝でした。

感想・まとめ

まさに冒険心をくすぐられる山行でした。鉄山がメインであとは苔なども魅力的でした。近畿最高峰の八経ヶ岳の登れたので満足です。
山と終末旅の管理人について
たむ - tamura -
平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。

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