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2013.12.28

大阪の山で樹氷を見よう!積雪の半国山

半国山の山頂の景色

レジャー概要

丹波山地 半国山
標高 774m
積雪期・登山
天気 晴れ・曇り
コースタイム(CT)

11:16
赤熊バス停
11:30
林道終点
12:08
烏帽子岳分岐
12:42
偽烏帽子岳
12:49
牛つなぎ広場
13:14
半国山
14:00
宮川とるり渓の分岐
14:46
別荘地・るり側登山口
15:26
るり渓谷遊歩道入口
16:15
るり渓温泉

時間:5時間
歩行距離:10km
標高差:600m


メンバー

tamura





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樹氷の半国山。亀岡の山奥から見える大阪湾が不思議

 京都で初雪が降った翌日、たまたま四季さん・涼さんの3人と予定があったので北摂の山に登ろうという事に。剣尾山や深山などがあるが人が立ち入ってるだろうという事であえて半国山へ向かいました。京都駅で集合し、珍しく公共交通で登山口までアクセス。赤熊から登りました。
 ハイキングコースの看板。当初は赤熊から登って宮川で降りて帰る予定やったのですが、亀岡駅から赤熊が670円もするのでるり渓に降りて温泉に入りシャトルバスで園部へ行こうという事に。
シャトルバスは無料なので温泉代がうきます。
 林道へ入るとしばらくこのような道が。
 フェンスを越えて数分で林道終点につきます。看板と社と柵があります。ここからガレ場です。積雪がほぼなかったので滑りました。
 雪が降り始め、上いって展望なかったらどうしようなど不安が高まる。
 音羽の渓谷という所らしい。
 分岐にさしかかりました。烏帽子岳を経由するという事で烏帽子岳方面へ向かいます。
 ここからは少し勾配が増して、雪も増えてきました。ここを上がりきると烏帽子岳のコル部につきます。国土地理院の地図には烏帽子岳が乗っていなくて、帰って調べたらほかのブログなどでは東大谷へ下るルートを少し進み北のピークへ上がっていくと烏帽子岳になっているみたい。マップルの高原地図に烏帽子岳は乗ってたのですが場所間違って書いていたので行けませんでした。というか昔の記事ではマップルの所が烏帽子岳となってる所もあり、北ピークが烏帽子岳となってる所もありどっちが烏帽子岳なのか曖昧なのかも?マップルが間違っているかどこかの山岳会が間違って鞍部北のピークに看板を付けてそれからそちらが烏帽子岳となってしまったかどちらかです。
 こちらが高原地図で書いてた烏帽子岳山頂の場所。看板一つなくておかしいなぁという話をしてました。
 仕方なく半国山へ下ります。下りきると牛つなぎ広場にでます。
 この辺りからは雪がちょっとだけ深くなってきました。ギシギシという雪の音が心地いい。
 涼さんの予想通り、半国山には雪が降ってから誰も立ち入ってなかったようで、足跡一つない雪景色がみれました。天気も回復してぐんぐんテンションが上がっていきます。
 今まで登ってきた所の木についてた雪は、樹氷ではなく雪に雪が積もっているという奴でしたが、ここまでくると立派な樹氷でした。輝きが違います。
 やはり足跡がないと感動も倍増。
 最後、樹氷のトンネルを越えると、その先が山頂です。
 半国山の山頂。快晴です。
 記念撮影。奥には愛宕三山や京都北山が。深く雪が積もってるようです。
 樹氷と青空が最高。
 写真では分かりにくいですが、大阪湾が見えます。半国山は北摂でも奥地にあり亀岡の山なので大阪湾が見えるは不思議なのですが、地図でよくよく調べると半国山の南部は深い山なのですが妙見山や箕面山など低い山しかないからでした。
 半国山を南方面に降りてきて、分岐にさしかかりました。ここまでの坂がめちゃめちゃ滑る。この分岐はるり渓へ向かいます。
 千ヶ畑とるり渓との分岐。るり渓へ向かいます。
 ひたすら林道を下山という感じ。一部こんな神秘的な景色もみれました。
 分かりにくいですが、ここがるり渓側の登山口。別荘地の奥地にあります。別荘地といってもなんか奥までいくと整備されておらず別荘はたってませんでしたが。
 あとは道路をひたすら歩いて731号線を目指します。
 途中、こんな看板も。
 731の道路を歩くのもいやなので、せっかくなのでるり渓谷を歩いて温泉まで行くことに。
 写真にすると綺麗に見えるんですが、音羽の渓谷のほうが好きでした。というのも水が汚くて所どころに汚物というか触りたくもないような気色悪い者が浮いてたり…。
 砂防ダム。この辺りでちょうど雪がひどくなって、ぎりぎり本降りになる手前ぐらいで温泉につき温まって帰りました。北摂は低山でん~という人も多いですが、今回みたいに立派な樹氷見れる場所もあります。何より雪は人間が触れた瞬間に景色としての価値が低くなる中、誰も歩いてない銀世界をあるけたというのが今回嬉しかったです。

感想・まとめ

亀岡の半国山、あまり登る機会がないと思っていましたが、雪の日に気軽に樹氷を見たいと行く事になりました。

山頂はとても眺めが良く、樹氷の感動も相まってとてもいい山行となりました。帰りの温泉がグッドでした。

山と終末旅の管理人について
たむ - tamura -
平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。

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