古都コトイメージSmart

2018.02.24

氷ノ山 – 積雪期登山、樹氷モンスターの絶景が見れた

レジャー概要

氷ノ山系
標高 1,510m
歩行距離 11km
積雪期・ピークハント
天気 晴れ
コースタイム(CT)

08:10
スキー場駐車場
08:45
ゲレンデトップ
09:40‏‎
三の丸避難小屋
11:17
氷ノ山山頂
13:02
三の丸避難小屋
‏‎13:41
ゲレンデトップ
14:25
スキー場駐車場

時間:6時間
歩行距離:11km
標高差:835m


メンバー

よっしーさん
tamura





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積雪期の氷ノ山で樹氷モンスターを見てきました!

 こんにちはtamuraです。今回いってきたのは兵庫県最高峰の氷ノ山。

 朝5時に涼さんに迎えにきてもらい、わかさ氷ノ山スキー場に到着したのは8時すぎ。すでに多くのスキー客で賑わっており、登山者の僕らはなんだかアウェーな雰囲気。

 登山口をぱぱっと書き終え、リフト券を購入しゲレンデトップにある登山口を目指す。

 リフトは向かって右手にある方にのります。ぶらーんぶらーん揺られて、もう一つ乗り換えて進みます。

 爽快に滑りゆくスキー客を眺めると、氷ノ山には行きたいがスキーも滑りたくなってきました。

 最初の急登を登るまでが少しキツいが、それを終えればあとは延々なだらかな高原地帯。

 天気が危ういなぁ…風も強いし…。と思いながらあっと言う間に三の丸が目の前に。

 突風が吹き荒れてきたので、三の丸避難小屋に緊急避難。

 中は本当に避難小屋という感じの最低限のスペース。轟々と吹き荒れる外の風の音が響き渡ります。さすが日本海側の山…天気が読めん…

 他の登山パーティ―も避難してきて、少し風が収まったらここで敗退するという。

 突風は突風だけどこの馬の背みたいな尾根じゃないし、もう少し判断を待ってみたらいいのに…。

 30分ほど休憩して、外を見るとなんと青空が!様子をみておいてよかったー!

 これで青空モンスターも拝めるかも!

 ドドーーン!三の丸から少し下った所からモンスターになりかけのリトルモンスターがうじゃうじゃと!

 青空も相まって素晴らしい光景です。

 なるほどね~こうやってモンスターが出来上がっていくのかー!

 2月も終盤になってあたたかいので垂れてきた雫が凍ってつららになっています。

 青空が広がりテンションがあがる同行者の涼さん

 氷ノ山山頂も見晴らし最高!

 こんなに近くに見えるなら山頂すぐやんか!(←見えてるだけで結構遠い)

 ピーカンのガチ雪山にテンションがあがるよっしーさん。

 多少の風があり、雪紋とその上を舞うパウダースノーがカッコイイ。

 わかんを持ってきていたのですが、雪が固く凍っておりアイゼンで進んでいきます。

 雪庇を下から眺める。いくつもの層で出来ており、その上を舞う雪が見えますでしょうか。雪庇のむこうがわから強風で吹き飛ばされる雪が雪庇の上をすり抜け先に抜けていっています。

 うねるように形つくられる雪紋は自然の芸術です!

 こっちの巨木もモンスターになりかけ!

 リトルモンスターズと涼さんとよっしーさん。これがモンスターになったらさぞ迫力があるんやろうなぁ~~!

 葉っぱの刺々しさと真っ白な雪と透明なつららのコントラストがなんともいえない感動!

 モンスターの中をあるく涼さん。モンスター要塞!?

 さぁそれを超えたらあと一息だ~!

 山頂直下の上りはちょっとしんどかった…。でもいい景色も見れたのでアドレナリンがドックドクなので力も入る。

 そして山頂到着~~!やっと兵庫県の最高峰を踏めたぞ☆

 山頂の避難小屋で食事タイム。

 久々に山でカップラーメンをすすりましたが、やっぱり山で食べるラーメンは美味しいな~

 小屋の様子。

 僕らが山頂についた直後に天候が再び荒れだし、スマートウォッチに雨雲の接近警報が鳴る…。

 再びごうごうと風が吹き荒れ、多くの人が避難してきました。

 扉から外を除くと大吹雪…、そしてしばらくしたら完全に先が見えないホワイトアウト。

 風が少し止むのを待って下山をしました。

 曇り空のリトルモンスターズ。曇りのモンスターもこれはこれで雰囲気があって良いかも!

 モンスターズ要塞の中を突き進む同行者。

 行きしは青空に夢中になっていましたが、帰りは曇り空でこういった所に目がつく。

 海の大波の中にいるような不思議な雪庇の内部。

 こんな雪庇もあるんだね!

 三の丸直下の休憩所で休もうとおもって中に入ってびっくり。白銀の休憩所になっていました。

 休憩所で休憩中、一旦ホワイトアウトになったものの少しガスがはけてきたら尾根のブナ林が神秘的に見えてきました。

 ガスのブナ林もこれまた素敵…天気がコロコロかわる日本海側の山の洗礼をうけましたが、見どころは様々な気象条件で一番いい状態で撮影できて大満足の山行になりました。

感想・まとめ

 涼さんに誘われ、積雪の氷ノ山に行ってきました。氷ノ山は行くなら冬しかない!と言われていましたが、行って納得…これは冬にくべき!青空モンスターや強風で刻まれる独特な雪紋や雪庇、大高原や幻想的なブナ林など、多くの見どころを秘めている素敵な山でした。

山と終末旅の管理人について
たむ - tamura -
平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。

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