古都コトイメージSmart

2018.08.04

神童子谷 遡行 – 登る滑る落ちる!大峰ブルーの秘境で沢登り

レジャー概要

大峰山脈 神童子谷
沢登り
天気 晴れ
コースタイム(CT)

0‏‎9:30
駐車ポイント
0‏‎9:41
入渓ポイント
‏‎10:11
へっついさん
‏‎10:25
赤鍋滝
11:47
釜滝
15:30
駐車ポイント

時間:6時間


メンバー

こまっちゃん
tamura





Map Click!

神童子谷 遡行 – 登る滑る落ちる!大峰ブルーの秘境で沢登り

 どうも、tamuraです😄

 二週間ぶりの沢登りは大峰の神童子谷となりました。

 今日も暑い一日になりそうで、京都は39度の予想!ところが現地に到着すると、気温は20度。山奥というのと、標高でここまで気温は下がります。沢沿いはさらに寒いのに、さらに浸かるんですからそら~もう最高級の涼(というか冷え)を味わえます。

 神童子川は、三方を大峰の名峰(稲村、山上、大普賢)に囲まれた深い谷を流れる沢で、紀伊の世界遺産を通流する熊野川の最奥源流地です。古くから紀伊半島の名渓に数えられる関西屈指の美しい沢です。

 大峰あたりの深い青を誇る沢の色は大峰ブルーと呼ばれていますが、この神童子谷では存分に大峰ブルーを堪能する事ができます。

 経験者がついていれば初心者でも行くことが出来るでしょう。

 この通行止めの標識界隈が駐車ポイントになるのですが、場所は狭く多くの車は止められません。

 標識は歩行者の通行も禁止するものですが、キャニオニングツアーなども行われている為、皆さん普通に入っています。

 感電の観測所のすぐ先にある橋の下を取り巻いて、沢へ向かいます。

 急な階段を降りた所から入渓します。

 階段を降りていると、ちらっと横目に入ってきた美しい沢・・・😲。

 沢におりるやいなや、早速沢に入るひでぶーさん。

 多分外気は18度くらいで、ただでさえ寒いのに、沢の水はさらに冷たい。

 入渓ポイントから1分もせずにドボンしなければ先に進めない深い所があったので、早速皆で泳いで渡る。

 最初は体がなれていないので、冷たさもMAX。凍えるほどの寒さです😱。

 まだ日が高くないので沢の色も暗いですが、水のキレイさは最上級・・・。思わず巻ける所も泳いで進むひでぶーさん。

 キラキラ☆☆ エメラルドグリーンの透き通った沢に、水面の流れに太陽の光が反射し、キラキラという音が聞こえてきそうなほどキラキラでした。

 へっついさんに到着。

 「へっついさん」とは”かまど”を意味する古い関西方言で、沢の両岸に迫る岩場がかまどの入り口のように見える事からそう言われているそうです。

 岩場に囲まれているので、水量の変化が大きく、雨が続くと足がつかないほど深くなりますが、この日は腰付近までの深さでラクラク通れました。

 木漏れ日がすごく神秘的な所でした。

 へっつい様で全身どぼんせずに済んだのに、その先で結局ドボン。

 ・・・。

 あれ?入りたくないの?入りたいんじゃないの?どっち?

 どっちもです。さぶすぎるんです😱

 赤鍋滝の右岸を岩登り。滝はナメっていて下りはスライダーが最高なのですが、登りは巻かなければなりません。

 少し難所?で残置ハーケンがところどころにありましたが、ロープがなくてもしっかり三点支持で足の置き場を考えて進めば問題ありません。

 岩を進む涼さんとこまっちゃん。

 沢の右岸になぜか立派な石垣を発見!

 一世紀も前、ここには製材所がありました。水車の力を利用し木材を加工し、沢に沿ってトロッコで運搬していたのだとか。

 神童子谷線はいまでこそ通行止めになっていますが、過去はこの場所まで続いていたのかもしれませんね。

 どうやって先に進もうか・・・色々考えるのも面白い。

 涼さんが滝のぼりに挑戦!!!

 この滝、小さいのですが、やっぱり水のちからって凄まじいものがあって、この場所に来ると思うんです。

 ・・・おっ・・・😲

 涼さん、おもわず落下🤣✨!!

 僕らは落下の衝撃を心配していたのですが、涼さん自信は落ちた事自体が相当悔しかったそうで、帰りの道中はずっと屈辱だったと言っておられました笑

 でも涼さん大丈夫、僕は写真は撮ってましたが、空見てましたし、ひでぶーさんは岩に潜むカエルを撫でるのに必死でしたし、こまっちゃんはぐっすり寝てたので、誰も落ちたシーン見てませんでしたよ👍

 太陽が差し込めば、前鬼にも匹敵するほどキレイに輝く所も✨

 釜滝に到着。釜滝はノウナシ谷と犬取谷の合流地点。

 左側の滝は犬取谷の沢で、右側の丸いホール状の所から流れ出る滝はノウナシ谷からのもの。

 そして2つの滝を抱える大きな滝壺は、透明さや色も素晴らしいのですが、光の差し込み方が素晴らしい!

 エメラルドグリーンの滝壺の中央付近には木漏れ日が差込み、底にあたって反射し、その部分だけが明るいブルーに浮かび上がる!そのコントラストがこの滝をより神秘的なものに見せています。

 ノウナシ側の滝を滑るひでぶーさん。

 上からだと、二段か三段になっているので連続してスライダーを楽しめる面白い所です。

 角度があるのでスルスルっと滑っていくので最高でした✨

 僕とひでぶーさんはハーフパンツを忘れ半露出狂、涼さんとこまっちゃんは滝で落ちてしまうという、皆さん屈辱の沢登りとなりましたがそんな事も忘れ素晴らしい沢の景色に大満足のシャワクラになりました!

動画もぜひご覧下さい♪

感想・まとめ

tamura

お疲れ様でした、恐ろしく寒かったですが神秘的な沢で素晴らしかったですね。


お疲れ様、滝で落ちた事が心残りやわ。いやー屈辱やわ、こまっちゃんも落ちてくれてちょっと嬉しかったんよ・・・!w


こまっちゃん

お疲れ様です!はい笑 私も落ちちゃいました!無理や~!


ひでぶ~

僕は2秒で登りましたけどね。


tamura

本当に2秒で登っていたから恐ろしい。


ひでぶーさんそれより釜滝の上から飛んでた方が恐ろしかったわw軽く6m以上はあったと思う。


こまっちゃん

音が違いましたねΣ(゚д゚lll)


tamura

ザッ…パァァァアアン!なってましたよ。


ひでぶ~

いやいや、ちゃんと下調べして計算してやってるんですよ。潜って深さも調べましたし、微分とか積分とか相対性理論とか使って飛べるって答えを打ち出したんすよ。


それでも無理やわ…


tamura

僕は絶対飛ばない涼さんに飛んでもらう為に頑張って行こうとしたんですがねぇ、前鬼の飛び込みで意識失いかけたのに、今回のは倍以上あったんで絶対無理やなって思ってやめましたよ。


ひでぶ~

誰でもいけますよ~、行けるって思えば飛べるんですよ。


こまっちゃん

行けると思えるなら誰だって飛べますよ!!(^◇^;)


tamura

でもノウナシの滝のスライダーは結構高さあると思ったのに、滑ってみたら意外と行けましたし、楽しかったですね。


あれネットで誰か滑ってるのを見たから、滑ってみたかったんよ。


こまっちゃん

角度があってストンと滑り落ちたので良かったですね。


神童子谷はスライダーは面白いけど、寒いのがな~


ひでぶ~

日陰やしねぇ、それよりウェットスーツを買いなさい!


tamura

大峰の沢はウェットスーツないと存分に遊べませんね汗 あっても寒いんでしょうけど…


山と終末旅の管理人について
たむ - tamura -
平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。

Youtube CHメールフォームプロフィール