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2018.05.05

京都・鷲峰山 – 直角岩登りが楽しめる金胎寺の行場巡り

レジャー概要

鷲峰山系
標高 681m
京都府和束町
天気 晴れ
コースタイム(CT)

08:50
和束運動公園
09:36‏‎
原山
09:56‏‎
東海自然歩道合流
10:46
金胎寺
11:15
行場入り口(分岐)
‏‎13:13
行場入り口(分岐)
13:35
金胎寺
14:15
鷲峰山山頂
15:26
原山口(国道)

時間:5.5時間
距離:11km
標高差:850m


メンバー

nao
tamura





Map Click!

【京都】直角岩登りが楽しめる鷲峰山金胎寺の行場巡り

 こんにちはtamuraです。

 今回はずっと行きたかった、京都府和束町にある鷲峰山の金胎寺行場巡りに行ってきました。

 まずは動画をご覧下さい♪

 悪天が続いたGWの中晴れが訪れ、青空が広がるのはとても良いことですが、とにかく暑い…。

 本来は金胎寺まで車で行けば早いのですが、それでは茶畑を堪能出来ないので今回は和束運動公園に車を停め、原山口から表参道で向かいました。

 ジリジリと照りつける日差し、空気が涼しいので風が吹くとまだ少し寒いのが幸いしました。

 少し寄り道し、和束の名物円形茶畑を鑑賞。

 この時期は黒いシートで覆われていて、いつもと違う風景になっていました。

 こういう黒シートは新芽を霜の被害から防ぐために始まったものですが、日光の当たる量を調節する意味合いもあり、渋みを抑え旨味が増すのだそうです。

 さてあとは東海自然歩道の参道取り付きへ向かいますが…この茶畑の坂道がとてもしんどい…

 茶畑のトップまで上がると茶畑と和束町が一望できるポイントに到着します。

 新緑の明るいお茶の葉と真っ青な空のコントラストがとても素晴らしい!

 参道取り付きに到着。

 宇治田原から舗装路を延々登るルートもあるのですが、一応表参道はこちらとなっているそうです。

 参道に入ってすぐにある小屋で一休憩…。ずっと坂道続きで足がちょい痛い~

 ガードレールがある地点までくれば金胎寺はあと少し。

 登山道は何の変哲もない、歩きやす~い道でした

 金胎寺登山口という看板がある。

 そこから登り切ると金胎寺の手前に到着。

 金胎寺に到着。お経のようなものが流れており、神聖な雰囲気が漂っています。

 受付で入山料300円を支払い、いざ行場へ。

 行場までは20分ほど平坦な道をすすんでいき、分岐点にさしかかります。

 行場は左回りで、左から沢方面に降りていき、写真右側から登ってきます。

 順路の看板があるのでそれに従って進んでいきます。

 東覗…?岩と崖に挟まれた狭い道を進んでいく…

 急な尾根を降りていくので、所々に岩場や鎖場があります。

 これくらいなら大峰や沢で慣れているので楽ちん♪

 途中でルートが途切れ、どこ行ったらいいのかな…と迷っていると、岩の隙間に赤いマークが…

 もしかしてこれをくぐれと!?

 naoが中へ入ってみる。

 nao「ここで合ってるわ笑 この先にマークついたある!」

 穴を抜け、岩を下りなんとか先に進めました。これを登山道にしようとするか~!?笑

 千手の滝。沢に下ってしばらく沢沿いに進みます。

 沢沿いにも所々に岩場が。

 五光の滝。小さな滝ですが、大きな巨木に挟まれなんとなく神秘的。

 熱く火照った体にマイナスイオンが包み込む…

 護摩壇と書かれた看板の所からは、今度下った分登り返していきます。

 行場と言っても案外楽ちんやったな笑 なんて会話もつかの間、ここからが本番でした。

 ほぼ垂直な岩を登らされるッ!

 右手から簡単な巻きルートがあるのですが、難関を突きつけられると行きたくなってしまうのが我ら。

 最後は鎖を思いっきり握りしめながら(笑)なんとか登りきりました。

 それが終わるとさらに強烈な岩場が待っていました。

 下の岩から立ってるところまで、足をかける所はありましたが、完全垂直の岩場登り!

 怖いけど、しっかり三点支持を守って慎重に登ればスリルがあってとても楽しい。

 さらにその先には最難関の巨大一枚岩が!

 これ矢印が真上を右上をさしていますが…、真上はこれザイルあっても無理やろ!!

 右側から簡単ルートであろう道から登るも、これは高所恐怖症にとってはちょっときつい。

 ましてや僕は高所恐怖症、高さ8mほどはあろうかという岩の上から下は覗けない…無我夢中で登る

 岩の上についた~~!!

 岩の上は少し展望があけていていい風が吹いていました。

 最難関の岩場を抜けた我々に、そのあとの岩場なんて楽ショーですわ♪

 岩の合間からこんにちは

 遺跡みたいな岩場。

 そして撮影などしていてかなり時間はかかりましたが、ようやく最初の分岐点に到着。

 僕らでも結構怖かったですが、でも本格的な岩登りを楽しめたのはとても良かった!

 金胎寺のテーブルでお昼ご飯。全身を使って登る岩登りはとてもお腹がへるので、染み渡るように美味しい!

 すこし休憩後、多宝塔と本堂を見学。

 山頂広場で休憩後にげざんしました。

 スリル溢れる行場巡りから一片、日常に戻り和やかに時間が進む原山の集落。

感想・まとめ

tamura

お疲れ、鷲峰山の行者めぐりどうやった?


nao

お疲れさまです、久々の山歩きやったけど、やっぱり岩場は楽しいね。
比良の八淵の岩場の楽しかったけど、こっちのほうが迫力もあって楽しめたかも


tamura

八淵の岩場とは全く比べ物にならなかったね、岩の高さといい角度といい、まずずっと登りっぱなしやったしな。


nao

そうそう!京都にまさかあんな所があるとは!


tamura

今度はザイルを持っていって懸垂なんかしたら、より楽しめるのかもね。


nao

それも楽しそう!
絶対登れない難関の一枚岩は懸垂で下ったら絶対おもしろいよね!


tamura

ただ、行場まで行くまでの道なりが長かったわ~楽しくもなかったし。


nao

まぁ茶畑は楽しめたけどね。
茶畑のトップから見る一面の茶畑は絶景やし、和束はほんまにどこ見ても茶畑なんやね


tamura

茶畑が見たくて、仕方なく下から登ったようなもんやしな笑
そうでなかったら、金胎寺まで車で上って行場だけ行くよ!


nao

今回は茶畑は楽しめたから、次行くなら車で上まで登りたいね笑


tamura

あの岩場はまた登りたいから、機会があったらまた行きたいなぁ~


山と終末旅の管理人について
たむ - tamura -
平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。

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