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2014.11.11

大原三山を縦走しよう!焼杉山-翠黛山-金比羅山

金比羅山から見る大原盆地

レジャー概要

京都北山 大原三山
標高 717m
無積雪期・縦走
天気 晴れ
コースタイム(CT)

10:35
焼杉山登山口
11:40
焼杉山
12:42
翠黛山
13:14
金比羅山分岐
13:21
金比羅山
13:38
ロッククライミングゲレンデ
13:52
琴平新宮社
14:11
江文神社・金比羅登山口
14:35
駐車場

時間:4時間
歩行距離:9.2km
標高差:570m


メンバー

tamura





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大原三山縦走と金毘羅の石碑の謎…。

 今回は京都大原の山に行ってきました。本来は三周ヶ岳か、冠山・金草山セットに行こうと朝3時に目覚ましかけていたら早すぎたのか気づかず8時まで寝てしまったので近場の大原の山を登る事に。大原は1時間もない位で来れるしイイわ。近いって正義やわ。今回は大原集落に一番親しまれている大原三山というのを縦走してきました。写真は焼杉山登山口の目の前にある駐車場。400円だが寂光院・三千院の周辺なので仕方ない。
 寂光院へ向かう分岐を少しすすむと…。
 30秒ほどで焼杉山登山口がある。小さな看板がありますが目立ちにくいので注意。
 登山口から1分ほどで害獣避けの柵がある。開けたらしめるようにしてください。
 地理院地図では破線がなくどんな登山道か心配していたが踏みならされた綺麗な登山道。こんな感じの道がひたすら続く。
 山頂手前のピークは巻く。トラバース道の様子。
 それを越えると古知谷からの登山道と合流する。
 これを登れば焼杉山…。最後ちょっときつそう…。
 焼杉山・山頂。したから撮影したらなんか人を見下してるような嫌らしい顔になってしまったのでモザイク。
 焼杉山からは翠黛山に向かいます。こちらも綺麗に整備された登山道。
 あっと言う間に寂光院登山道と合流地点。
 少し登ると翠黛山。ここで初めて人と出会う。3人組の6~70代の女性が食事をされていたのでここは看板のみ撮影。
 少し下ると寂光院へ下る分岐がある。
 金比羅山手前は岩がむきだした急坂になっている。
 急坂が終わると再び分岐が。これを右に曲がってすすむと金比羅山方面。
 分岐のぼってすぐピークがありそこに神社跡があります。
 神社跡の石碑があるのみで、ここが山頂ではありません。
 この近辺は古い文字の掘られた石碑が沢山ある。天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)と書かれている。
 有名なハングル文字の石碑。どう見てもハングル文字にしか見えないが実はこれ、日本の(神代文字)漢字が伝わる以前に使用されていた日本固有の古代文字といわれている阿比留文字というもの。この石碑に書かれているのは「アメノミナカヌシノカミ(天之御中主神)」と記されているという。日本神話の神の名前。…さきほどのものと一緒だった!比較的新しそうなものですが、だれがいつ設置したのかは不明だそうな。
 石碑のところからは少し展望があります。京都市方面も見えますが、今日はガスが強くはっきり見えませんでした。
 阿比留文字のピークから一回アップダウンがあり奥のピークが金毘羅山頂上。
 大原の母なる山として親しまれているようです。阿比留文字という偽古代文字や沢山の石碑、バラバラになったお社跡など…、ミステリー漂う大原の七不思議ですね…。
 山頂の様子。
 分岐に戻りなぞの分岐へ進むと…。
 こちらも謎の社が。
 狛犬も作りが古代風?
 稜線から神社・峠方面の分岐。稜線を直進するとロッククライミングのゲレンデの頂上があり、そこが展望台になっているというので行ってみる事に。
 少し下ると岩場の広がっているところに到着。懸垂下降の練習をしてるグループが居ました。岩場の奥へ進むと…
 大原の大展望が!大原の集落が一望できます。意外と迫力がある。
 岩場は絶壁になっていてバランス崩すと死は免れないので注意。
 琴平新宮社の境内。
 これらはどういった意味で建てられたものなのだろうか?
 峠と神社方面への分岐。瓢箪崩山方面に行く場合は江文峠方面へ向かいますが、今回は駐車場に帰るので神社方面から下山します。
 神社方面の道は石の階段になっていて綺麗に整備された登山道。さすがにこの周辺はどこも歩きやすく整備されています。
 金毘羅山の登山口。
 こちらも害獣除けに柵があります。
 舗装路に出ると京都トレイルの看板があります。寂光院まで2.8kmあると書かれていますが、駐車場までは1.8kmほどしかないです。
 府道からはここから入っていく。
 20分ほどで駐車場につきますが、途中にも謎の文字の記された石碑が。この謎の言い伝えや神様の名前と大原のつながりとかを調べてみたい…。
 大原は綺麗な田舎やなぁ…。今度は水井山方面縦走してみよ。

感想・まとめ

大原の里10名山も5山登ったので残り5山。水井山と大尾山はセットで行けるけど、ナッチョと天ケ岳、瓢箪崩は場所がなぁ…。セットができないから行きにくい。瓢箪崩は今日もう1時間早く起きてたら行けたのに!

山と終末旅の管理人について
たむ - tamura -
平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。

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