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2019.08.13

北アルプス 立山・剱岳を縦走!【三大霊山の一つ 立山編】

レジャー概要

立山
標高 3,015m
天気 晴れ
コースタイム(CT)

09:43
室堂
11:34
一の越小屋
‏‎10:52
雄山
11:01
大汝山
11:53
富士ノ折立
13:08
真砂山
14:30
別山
16:10
剣沢テン場

歩行時間:6時間


メンバー

こまっちゃん
tamura





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日本三霊山の一つ、立山連峰主峰【立山編】

こんにちはtamuraです!

今回は北アルプスの立山、そして剱岳の二泊三日の縦走に行ってきました。

台風前で行く前は少々不安でしたが、嵐の前の静けさなのか天気には恵まれた三日間となりました。ヤッター!

ということで、行程が長いので、今回は立山編、剱岳編の二編に分けて紹介していきたいと思います。

立山は富士山、白山と並び日本三霊山、三名山の一つとして知られており、日本百名山、新日本百名山、花の百名山などなど、とりあえず選べるもんは選んでおけ的に沢山選ばれている富山県のシンボルともいえる山です。

立山駅。

駐車場は少し遠かったのですが、ショートカットルートがあり意外とすぐ到着しました。

しかしすごい人の数…。登山客だけでなく、室堂などへの観光客も多くいてるので、チケット購入まで40分以上かかりました。

やっとの思いでロープウェイに乗る事が出来ました。寝不足でしたが、久ぶりのアルプスにわくわくです!

室堂に到着!

さすが観光地になってるだけあって立派なホテルが併設されていました。

このあたりから雷鳥沢までは周回コースがあるので、登山者だけでなくスニーカーで気軽に訪れることができる絶景スポットです。

そして目の前に現れた立山三山と浄土山!

浄土山には上らず左手に見える立山三山を縦走し、剣沢に降りるルートで向かいます。

少し上ると大日岳や雷鳥沢方面がきれいに見えてきました。

カンカン照りの太陽の中、まずは一の越小屋を目指します。

雄岳の小屋がすでに見えていますね。

あっという間に一の越小屋に到着。

ロープウェイで上がってきているので、高山病対策でここで小休憩。

小屋からは北アルプスの主稜の山々が見えていました!

小さくですが槍ヶ岳も見える!

 ゆっくり休憩した所で、この坂を上って雄岳に登っていきます!

上っていると早速主稜方面の空に雲がかかってきました。

アルプスは早朝が勝負…。気温が上がると雲がかかってしまいます。

さらに上っていくと、みくりが池が見えてきました。

なんていう雄大な景色…。

空気が澄んでいたので、距離感があまりなく、ミニチュアでも見てるような違和感。

この雄岳の坂が意外としんどい。

まだ先が長いので一定のペースでゆっくり進んでいきます。

雄岳山頂に到着。立山最高峰は大汝山ですが、一般的に立山山頂というとこちらの事を指すそうです。

標高は3,003mで山頂には社が立っており、3003m地点に行くには500円を支払う必要があります。

せっかくなので500円を支払い、お札をいただきご祈祷をしてもらいました。

明日はメインの剱岳があるので、無事に帰る事ができるように祈りました。

3,003m山頂からの景色。目の前には最高峰の大汝山がデカデカと見えていました。

さて続いて大汝山へ。

雄岳から大汝山は20分ほどで到着します。

せっかくなので最高峰を踏みたいという方はぜひおすすめです。雄岳から先は一気に人が居なくなるので、良い休憩ポイントにもなります。

雄岳(3,015m)到着!

あれ~!剱岳バックに記念撮影したかったのに一気にガスってきました!

東側もガスガスでしたが黒部湖は綺麗に見えていました。

それでは立山三山の最後、富士ノ折立(2,999m)へ向かいます。

もくもくとあるいていたら、雷鳥の声が!よく見ると叢に隠れてクルクルと鳴いていました。かわい~

富士ノ折立直下に到着。おおう…なかなか登りごたえがありそう…。

見た目のわりにはすんなり登れて山頂到着。

 富士ノ折立から見るこの先の稜線…。最終目的地の剱岳は遠い…!けど、待ってろ剱岳!絶対登ったんねん!

富士ノ折立から見る黒部湖方面。さっきも同じような写真撮った気が…。でもこっちのほうが岩があってカッコ良かったです。

富士ノ折立からの下り。

次の山、真砂山(まさごやま)までは景色は一変しなだらかな稜線が続きます。

空は雲がかかっていますが、それでも雄大な景色…。

雷鳥沢ヒュッテへの分岐。まっすぐ稜線を登れば真砂岳。

真砂岳到着!

真砂岳の先は別山までの少しキツイ登りがあります。

天気よくなってきて熱いよぉぉぉ~!この時、一気に日焼けをしたかも…。

別山到着!ここで眠さに負けて僕はダウン。マジで立って寝ろて言われたら秒で寝れた。

僕が横になってる間に涼さんとこまっちゃんは東峰のほうに走って向かっていました。

別山を楽しみにしていたのは、剱岳の最高の展望地だから!

少し雲にかかっていますが、雲の合間から頭を出す剱岳は本当に迫力がありました。

別山からの下り。

劔御前小屋まで行けばゆったり下れるのですが、沢に直降するのでかなり急な坂でした。

沢の分岐に到着。かなり急で途中から置いてけぼりになりました笑

剣沢テン場が見えてきました。剱岳が目の前に立ちはだかり迫力のテン場ですね。

到着~!遠かった~けど立山もよかった!

明日は今回の山行のメインである憧れの剱岳に上ります。

立てたテントの中から見えるというなんとも贅沢なテントの立て方です!笑

宴のために小屋へビールを買いに行きたかったのですが、僕も涼さんも疲れはてていて、こまっちゃんが名乗りを上げて買ってきてくれました💦こまっちゃん素敵!ありがとう!

翌日は3時起きという事もあり、この日はごはんを食べたら早めに就寝しました。

ぜひ続きの剱岳編も一緒に見てみて下さい!!

感想・まとめ

計画当初は剱岳のみに行く予定でしたが、せっかく富山まで行き、室堂まで高いケーブル・バス代を払うのだからと涼さんが立山とセットの計画を立ててくれました。

立山は行った事がなかったので、僕も行きたかったですし、二泊三日で百名山を二座行けるというのはラッキーでした。

立山の雄岳自体は室堂からすぐ行ける初心者向けの山ですが、大汝山から別山を超えて縦走するというのは、なかなかアップダウンが続き大変でした。体力的というよりは日差しでやられました。

立山はどちらかというと室堂方面の高原が美しく、万人受けする絶景といった感じですが、翌日の剱岳は登山者が萌える岩稜の世界!!わくわくが止まりませんでした!

テント場では食事中に軽い雨が降ってきて一気にガスり始めたので、翌日の剱岳はどうなる事か…心配でしたが朝3時…空を見上げてみると…!→剱岳編

山と終末旅の管理人について
たむ - tamura -
平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。

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