古都コトイメージSmart

2018.12.16

大峰・天和山 – 大峰山脈の主峰を一望できる展望の山

レジャー概要

天和山
標高 1285m
天気 曇り・晴れ
コースタイム(CT)

09:43
和田登山口(発電所)
11:34
1つ目の鉄塔
‏‎10:52
火の用心(32-31)分岐
11:57
稜線取り付き(滝山分岐)
12:44
山頂
15:40
和田登山口(発電所)

歩行時間:5時間


メンバー

tamura





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大峰・天和山

 こんにちはtamuraです!

 今回やってきたのは大峰山脈の天和山(てんなさん)です。

 かつて銅山で栄えた山だそうですが、現在は登山客も少ないのかひっそりとした山でした。

 駐車場がなく、多くの山サイトでは「伊波多神社」の前の路肩に駐車しているようでしたが「駐車しないで下さい」の張り紙がはられていた為、別の場所に駐車しました。

 郵便局の横にある橋を渡っていきます。橋の向こう側には和田発電所があります。

 渡る手前に天和鉱山の説明がかかれていました。

 さすが大峯、透き通った綺麗な川が美しい。左側に廃墟らしきものがありますが、なんでしょう。

 橋を渡って右側に登山口がありました。

 コンクリートが今にも崩れそうなちょっと怖い橋。

 スマホで撮影したのですが、今のスマホは綺麗にボケてくれるんですね!

 のっけから急登…そう書かれていたブログがあったのですが…ん?登りやすい登山道ではないですか!

 標高差は600程度、こんなんすぐついてしまうのでは??とこの時は思っていました。

 1つ目の鉄塔までラクラク到着。このあと、3~4つ鉄塔が続きました。

 1つ目の分岐。分岐といっても左側はどこいくのかは知りません。

 右側の尾根を登っていきます。

 すいすい進んでいた矢先にやってきた強烈な急登。

 きついきついと書かれていたのはこの事だったのか笑

 だらだらと登っていたのに急にやってきた急登に必死になりました。

 あっと言う間に標高を稼いで気がつけば、登山口のあったあたりがあんなに下に見える!!

 少し進むと天和山の稜線が見えてきました。

 なんと霧氷があるではありませんか~!やった~これで晴れてくれれば最高なんやけどなぁ!

 ここからまた稜線まで急坂の尾根が続く。

 トラバース道は急斜面に作られており少々デンジャーでした。

 稜線にとりつきました。

 すでに霧氷がちらついてきて、地面には霧氷が風に吹かれて溜まった雪状のものが軽くつもっていました。

 しかし稜線に出たら風が出てきて寒い。ガッツリ着込んでも多分-5℃くらいあったんじゃないかな?

 滝山との分岐にやってきました。左は天和山、右は滝山。

 滝山にも行きたかったのですが、この日は久々のガッツリ登山という事もありしんどいのでパス。

 無料が出てきたのでここからは一眼撮影!

 チラチラと太陽が出てきて最高の雰囲気です!

 どぅぇた~!!!(でたー!)

 霧氷に青空!!!今日は曇りの予報でしたので、まさかこの景色が見れるとは思ってませんでした!ラッキー!

 木々の隙間からチラチラと輝く太陽がいい雰囲気を醸し出してくれます。

 この時期は雪が積もっておらず、歩きやすいのに霧氷だけ見れるといういい時期です。

 いくつかのアップダウンを超え、天和山の山頂にやってきました。

 思ってたより長かった…3時間と書かれていたサイトがあったのですが、僕らの足なら二時間だろうと高をくくっていたら、普通に3時間かかっていました笑

 急にやってくる急登に時間をとられたのが大きいかったです。

 さて、展望があると書かれていたのに、山頂からは展望はほとんどなし。少し下った所って書いてたけど…

 山頂から降りれそうな所があったので、降りてみると素晴らしい展望地がありました!!

 登山道はほとんど植林で大峰らしさがありませんでしたが、この景色を見て疲れが吹っ飛びました!

 八経ヶ岳や弥山は雲に隠れて見えませんでしたが、釈迦岳や七面山、釈迦ヶ岳、仏生ヶ岳、稲村、山上ヶ岳、竜ヶ岳といった山々が見えました。

 八経みたかったなぁ~と思いつつもここまで晴れてくれた事だけでも十分幸運なので良しとしましょう♪

 さぁゆっくりご飯を食べて下山すると、晴れてきたからかあっと言う間に霧氷は消え去りました。

 なんやかんやで二時間かかって下山。お疲れ様でした!

感想・まとめ

 ずっと前に予定をくんでいたのですが、決行できなかった天和山に行けて大満足の山行でした。

 大峰というと自然林が秘境チックで美しいのですが、天和山の登山道は7割~8割が植林地帯で、登っていても展望がなく急登で大変でしたが山頂直下の展望台は、大峰の見どころがぎゅっと詰まった素晴らしい展望で疲れがふきとびました。

 八経周辺の山群を間近で見ることができ、なにより八経あたりの山肌の迫力がすごい!写真ではなかなか伝わりませんが、あんなに複雑で荒々しい姿をした展望はここが初めてでした。

 また七面鳥あたりのカールがとても美しく、あのあたりはぜひ行ってみたいと感じました。

山と終末旅の管理人について
たむ - tamura -
平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。

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