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2017.07.29

ハニベ巌窟院 – 石川最強珍スポ・洞窟の地獄めぐり

レジャー概要

ハニベ巌窟院
石川県小松市
見学 大人800円、子供500円
9:00~18:00(12~2月は16:30迄)



MAP:石川県小松市立明寺町イ1

ハニベ巌窟院 – 石川最強珍スポ・洞窟の地獄めぐり

 珍スポを好むものなら一度は見たことがあるであろうこの大仏の場所にやってきました。

 石川県小松市にあるハニベ巌窟院(がんくついん)は石川県最強の珍スポとも言われている地獄の洞窟が存在します。

 ちなみにこの大仏は「ハニベ釈迦牟尼大仏」はナゼか頭だけで強烈なインパクトを放っています。後に別の珍スポに行ったときにそこの管理人さんに聞いた所、「最初は奈良の大仏みたいに全身作る予定だったけど、頭と肩だけ作ったらお金がなくなっちゃったんだよ」との事。

 足から造らなくてよかったね…もしそうだったら腰までしかない奇妙な大仏になっていたね。珍スポ的にはそっちのほうが良かったけど。

 現在は15mだそうですが、パンフレットは33mの全身大仏を作るのが悲願ですと書かれていました。

 だから入場料800円とちょっと高めなんだ笑

 中に入るとゆる~いお地蔵さん達が迎えてくれます。それにしても粘土でペペッと作ったようにゆる~い。

 真下まで来ると鼻穴が強調されなんかいい感じ。

 大分よごれとるようやから綺麗に掃除してあげたい。

 大仏の下は水子地蔵がずらりと並んでいます。

 大仏から裏手の山道を登っていくとメインの洞窟入り口があります。地獄の門といった感じで鬼が立ち構えています。

 真夏ですが中はひんやり。湿気がすごい。

 はいっ!元気よく手をあげる子供。よかろう発言権を与える。

 ゴリラのような顔をした女性。

 地獄の門。ここからがどうやら地獄だそうです。牛頭馬頭がようこそと言っています。

 きもっ、人面魚!

 轢き逃げ地獄。ひき逃げをしたら地獄で鬼に車で轢かれるそうな。

 奪衣婆。三途の川に6文をもたずにやってきた人の衣服を剥ぎ取るのだそう。

 鬼たちが仲良く食事をしているよ、何を食べているんだろう?

 目玉の串刺し、耳と舌の甘煮、面皮の青づけ、人血酒。悪いことをしたものはここにお呼ばれされる事になる。もちろん料理として。

 食べ物を粗末にすると人ごと杵でつかれる…。日本人やべぇんちゃん笑

 若鬼のコックさん。まるでマグロの解体ショーでもしてるかのように堂々としてます。

 色目を使えば目玉をとられ、ウソをつけば舌を抜かれる。人をたぶらかした罪。

 蛇地獄。あんたは一体何したんだい…。

 子供を殺した罪。我が子を産んでは食べ産んでは食べを永遠に繰り返さなければならないと言う…。

 乱用の罪。一物重く、足起たず。このお寺の住職はかつて強制わいせつで逮捕された事があるそうです。なんでも除霊と称してわいせつ行為をしたとか。

 これはもう乱用の罪でしょう。一物重く…足起たず。一物も勃たずにしてほしいですね。一物重く、勃ちもせず。いらんわこんなもん!邪魔じゃ邪魔じゃ!みたいな。

 不敬罪。全ての罪の中でも最高の罪だそうです。だれに対して不敬?

 地獄で最後に待つのはエンマ大王。鬼のような形相で我々を出迎えます。あなたは普段から良い事してますか?え?そうですか。

 なら僕と一緒に天国へいきましょう。

感想・まとめ

 ハニベ巌窟院は、彫刻家である初代院主都賀田勇馬氏が1951年に開洞した。ハニベとは土から万物の型をとり素焼きにしたもの(ハニワなど)を作る人ハニベシからとられら言葉で、現代の意味合いでは彫塑家の洞窟という事だそうです。

 大仏は全身を作るといいながら30年ほど現在のままだそうです。経営者はセクハラで逮捕された経歴もあるのでもしかしたら僕らの入場料は夜のお店で消え去っているのかも…?乱用の罪…。

山と終末旅の管理人について
たむ - tamura -
平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。

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