古都コトイメージSmart

2013.05.17

蜘蛛塚 – 京都ミステリースポット

レジャー概要

東向観音寺
京都市北区
見学無料



MAP:京都市上京区観音寺門前町

「蜘蛛塚」の由来・怖い話

 北野天満宮にある東向観音寺には蜘蛛塚というのもが存在するが、それは津、伊予、美濃などの国守をつとめた将軍「源頼光」が関係する。

 源頼光は原因不明の熱病に悩まされておりました。ある冬の日、頼光が床につくと枕元に怪しげな僧が現れ、「苦しめ」といい頼光を縄で縛ろうとしましたが、刀を抜いて斬り付けました。僧はその瞬間にふと消えて床には数滴の血痕が残っておりました。その翌日の朝、数滴の血痕がある方向に続いているのを発見し、家来に血痕をたどらせた所、山奥の洞窟に行きついた。中をのぞくとそこは巨大な土蜘蛛の巣だった。頼光の家来(四天王)らは後に激しい戦いの末にこの土蜘蛛を退治し、賀茂川にさらした。腹を裂くと大量の骸骨が出てきたという。退治後、頼光を悩ました熱病はみるみるうちに治ったという。土蜘蛛の塚は「源頼光朝臣塚」と言われ現在の上京区に存在するが、昭和初期に移動しようとしたというが、作業員が謎の死を遂げるなどが相次いだため祟りの場所と恐れられ中止。後に「蜘蛛塚」とされ現在の東向観音寺に移転した。東向観音寺はこの土蜘蛛の巣だったそうな。

実際に蜘蛛塚を見に行ってきた


 蜘蛛塚。隔離されており、中へは入れないようになってるみたいです。


 由来


 東向観音寺の外観

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山と終末旅の管理人について
たむ - tamura -
平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。

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