愛宕念仏寺 – 面白くも神秘的な千二百羅漢
レジャー概要
参拝者が彫り上げた仏像が1200体ビッシリ並んだ境内

今回やってきたのは愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)にやってきました。
愛宕山や愛宕神社は「あたご」と読みますが、ここはおたぎと読みます。公式サイトによると、はるか昔、西大路四条から東山方面にかけての地名を愛宕郡(おたぎぐん)といったそうで、もともとその愛宕郡にこのお寺があった事から愛宕寺と呼ばれていました。
あるとき、鴨川の氾濫で流され廃寺となったので天台宗の僧 千観により再興されました。千観はいつも念仏を唱えていたので、愛宕寺は愛宕念仏寺と言われるようになりました。
現在の場所に移動されたのは大正11年頃で、羅漢の石像で満たされた境内は年月を感じさせますが、実際に現在のように石像が並べられたのは平成になってからだそうで吃驚しました。
1200体ある石像は当時の一般の参拝者1200人の手によって掘られたものだそうで、笑顔に満ちたものや、恍惚の表情、真剣な表情、びっくり顔、自信に満ちた表情など、一部を除き完成度の高さに驚かされます。
一般の方が掘られたという事でユーモアもあり、無縁仏の墓のように並べられた石像は奇妙でもあり、その不思議な雰囲気が噂を呼び現在はB級スポット、珍スポットなどとして知られるようにもなっています。
赤い門をくぐるとすぐ左手に社務所がありそこで300円を支払い入っていきます。





ふれ愛観音堂。
こちらの観音様は触られるのがとても好きな観音様で、お賽銭を入れ悩み事を思い浮かびながら頭を撫でてあげると心の傷を癒してくださるそうです。















感想・まとめ

清滝の近くにこのようなお寺があるとは知りませんでした。1つ大きく笑う石像は、家に帰ってからもなんだか元気をもらえたので、いつでも見れるようにPCの上に飾ってあります。
この石像以外にも一般人が作ったとはいえ、非常にレベルの高いものが沢山ありました。何かに悩んだ時、また行ってみたいです。