地獄を覗いてみよう「全興寺」恐怖の地獄堂
レジャー概要
地獄を覗いてみよう「全興寺」恐怖の地獄堂
大阪の下町・平野にある全興寺(せんこうじ)にやってきました。
商店街を歩いていたら、急に現れます。一見普通の神社なのですが…。
ウソをつくと舌をぬくぞ!
ここは、土日は駄菓子の博物館やほとけの国、地獄堂など様々な見どころのある有名なお寺なのです。
今回は地獄の鬼たちに会いにやってきました。
石仏は四国八十八カ所霊場各寺院のご本尊と弘法大師がずらりと並んでいます。(写真以外の場所にも)
こちらがお寺の本堂。1661年に再建されたもので、大阪府下でも有数の古い木造建築だそうです。
こちらが地獄堂。思ってたより小さめ。
入り口にはあなたが地獄に行くか、天国にいくかのチェックを行っています。
「天国行き資格あり」をいただきました。ギリギリっぽいので、今後は確実に天国にいけるように精進します笑
中へ入ると…ギャ~!なんだこの昭和のおばけ屋敷感!
閻魔様や鬼、奪衣婆(だつえば)の表情が恐ろしいだけでなく、長年ついて同化したほこりが、いい具合にB級感を醸し出しています。
三つ目の鬼と奪衣婆。
奪衣婆は三途の川にいるババアのことです。こんなに恐ろしいんですね。
てか奪衣婆、歯ァ磨けよ。
十王裁判の残り9の王たち。エンマとは違い、冷静な表情。元は全て仏様だものね。
人が死ねば、すぐさまエンマ大王に裁かれ、地獄に落ちるか、長い長いエスカレーターで天国にいくと思っている人が多いでしょう。
実は裁きは33回忌までに、10の仏により10回行われます。そのうちの一人がエンマ大王(地蔵菩薩)で5番目の裁判官なのです。
エンマ大王は、地蔵菩薩の化身と言われており、我々の世界で石像として道端に安置されてあるお地蔵様がそうです。普段から我々の生活を身近で見ておられ、我々の死後に裁きをあたえます。
ほとけのくに。なんだかぽっぷですね。
中には四国八十八カ所霊場各寺院のご本尊と弘法大師の石像と、中央部には曼荼羅と呼ばれる仏様の世界を図案化したものです。
靴を脱いで上に乗って見てくださいと書かれていたので、乗ってみました。水の流れる音に癒され、なんだか落ち着く…。
感想・まとめ
大阪下町の面白お寺「全興寺」の紹介でした。土日など休みの日には、駄菓子屋の博物館など子どもたちも楽しめる施設が開いています。多種多様な施設があるので、「手のディズニーランド」とも呼ばれているそうです。大阪らしくないですね「寺のユニバ」とかにしたらええのに笑
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