滋賀サファリ博物館 – 一人のハンターが作り上げた剥製のサファリパーク
レジャー概要
一人のハンターが作り上げた剥製のサファリパーク
こんにちはtamuraです!
今回やってきたのは滋賀県の信楽にある「滋賀サファリ博物館」という施設。
近藤幸彦という方が生涯を通じてハンティングしてきた動物が、剥製となって展示されている不思議な博物館です。
個人が作り上げた世界観、まさに珍スポットと言えるべきシチュエーションに惹かれやってきました。
入場料の500円(大人)を支払い、中へ入るとさっそく数々の動物が!
現在、近藤幸彦は亡くなられているため、この博物館のオーナーは息子さんだとか。
近藤さんは、信楽でガソリンスタンドをいくつも経営されていた資産家だそうで、時間とお金があったためこのような事ができたのだとか。
現在はワシントン条約に引っかかる為、ハンティング出来ない動物も多く展示されており、この博物館に展示されている以外にも多くの剥製が倉庫に眠っているのだとか。
反対側は全身の剥製が並べられています。
ほんとうに凄い数!
受付の女性に、倉庫に眠っているほかの剥製とトレードしたりするのか聞いてみると、息子さんがこういうのに全く興味がないそうで…。
現在のままの形で、営業だけしている状態だそうです。なんだかもったいない…。
3mはあろうかという白熊!
マジ!?これを本当に近藤さんが仕留めたの~~!!?!?
仕留めたんです!
きっちりと記念撮影までしていた!
熊や羊、トナカイなど。
ヒグマだそうです。
登山を趣味にしているだけあって熊の存在は恐怖ですが、こうやってみると勝てる気がしませんね。。。
こぐまのようですが、いまにも噛みついてきそうな臨場感があります。
かわいい~!!
続いて別館にやってきました。こちらはアフリカゾーン。
白熊より大きいキリン!!何メートルあるの!?
こんなん絶対偽物やん!ハンティングできる訳がない!
本物でした~(‘ω’)
ちゃんと写真も撮ったはる~
角が立派なヤギのような動物。(動物名はすべてプレートに書かれていました)
うしろには巨大なサイ…!サイなんかとれる訳ないやろ!!
とってる~
このお父さん、ほんまに最強!
展示の仕方も本当にこだわっていて、本物さながらのアフリカの世界観を再現されています。
襲われるシマウマを後目に逃げる子
感想・まとめ
実際に訪れてみると珍スポットといえば珍ですが、学術的にもものすごく価値のある展示品が多い立派な博物館でした。
500円は高いかなと思っていたのですが、剥製という事もあり展示品一つ一つが本当に迫力があり、また表情や姿勢なども生きてるかのように再現されていたので見応えがあって面白い所でした。
僕も趣味人間ですが、自分が死んだあとにこうやって自分の成果品が後世に残ってゆくというのはとても羨ましく感じましたし、興味がない(嫌い?)なご子息が、それでも父の博物館を受け継いで運営されているというのは親子愛なのでしょうか。
いつまでも残っていてほしい素敵な博物館でした。