千本釈迦堂の面白おかめ人形コレクション
レジャー概要
千千本釈迦堂の面白おかめ人形コレクション
千本釈迦堂にやってきました。ここはあのおかめ発症の地として、おかめ伝説が伝えられるお寺なのです。
おかめ伝説にちなみ、本堂の片隅では「おかめ人形展」が行われています。古今様々、面白いものや怖いもの、ちょっとやらしいものなど、おかめの人形が飾られていています。
本堂は1227年の建立で、京を焼き尽くした応仁の乱の戦火を免れた京都市街地最古の木造建築です。本堂とおかめ人形展は600円で拝観できます。
こちらは境内にあるおかめ像。
千本釈迦堂を建てる際、棟梁の長井飛騨守高次は四本あるうち貴重な柱のうち一本を誤って短く切り困っていた。そんなとき、妻のお亀が短い一本に合わせ他の柱も切るように助言し、夫の失敗を救った。
しかしお亀は「妻の知恵で棟梁が仕事を成し遂げたと言われては夫の恥」と上棟式の前日に自刃した。おかめの自害を知った高次は深く悲しみ、上棟式の当日、御幣の先にお多福(おかめ)の面を飾り、境内に墓を建立し冥福を祈った。
ーおかめ伝説
そういった伝説より、この大報恩寺は夫婦円満、子授け、縁結びのご利益があるといわれています。今と昔の自分の命に対する向き合い方の違いを感じますね。
うけつけをすませ、中へ入る。本殿は右。
本殿内部。右側の柱には傷があります。応仁の乱では、この辺りは西軍の本拠地がありました。この傷は当時つけられた刀傷なのです。
本殿の横にひっそりとおかめ人形展が。歴史スポットとしてはここまで。ここからは珍スポットです。なかなか個性的な場所となっているのです。
ショーケースに飾られているざまざまなおかめの数々。
いつのものでしょう、笑顔に癒やされますね。
ところせましと様々なおかめ人形が並んでいます。
優雅なきものをきたもの、十二単をまとったもの、だるまっぽいもの。
お相撲さん?てかよく見たらあんた…右手何もってるの?
人魚型のおかめ人形。乳が張りに張ってます。
りっぱなキノコを大事そうに抱えたおかめ。
布切れ1枚のみのセクシーおかめ。
な~んかなぁ形が怪しいねんなぁ。
相撲取りおかめとよっぱらい親父。
子は宝。子孫を残すという事は大変な事であります。
生首おかめ。
いい笑顔!
ちょっとシワがおおい三味線おかめ。
おかめの仮面
こわいよぉ~でかいし!
みんなえがおのブラックおかめ。
うぇーい。男女の性器が一体型となったお銚子。アウトー
そそり立つきのこに乗ったおかめ。
笑顔できのこにしがみつくおかめ。
奥にもでっかいおかめの像。手前のおかめは小さいながらもきのこを持っています。お前もか!
乳を出しきのこを持ったおかめ。顔もなかなかやけど、おかめって当時の美人の象徴ではなかったの?!
感想・まとめ
気品高い良き妻の代表として語り継がれるおかめ伝説。自分が1番で、他人を信頼できない現代人には理解できない伝説ですね。並べられたおかめ人形を見て、塚で眠るおかめさんはどう思ってるのかな?「神格化はええけど裸にするなー!」「男根にまたがせるな~!」と怒っている事でしょう!
夫婦喧嘩した後や、結婚生活冷めきった方は千本釈迦堂に訪れてみて、高次とおかめの深い信頼の上に成り立つ夫婦愛に思いを馳せてみてはどうでしょう。
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