古都コトイメージSmart

2014.12.10

蹴上の廃墟「アクアパーク東山」と「全和鳳美術館」

アクアパーク東山の外観

廃墟の情報

アクアパーク東山
廃プール
場所 京都府
建築 1991
廃墟化 2007


廢墟レポート vol.17:アクアパーク東山 Aquapark Higashiyama

 本日やってきたのはアクアパーク東山という蹴上を少し東に進み、将軍塚の分岐を上がってすぐの所にあるプール施設の廃墟です。10年ほど前に廃業したというが、いくら調べてもアクアパークが営業していた当時の記録はない。もう少しいろいろ知りたいのだが…。ボロボロ無法地帯なら入り込むがしっかりとした管理地なので外から拝見します。
 ドライブウェイのすぐ見える所に今でも向けられた「アクアパーク東山」という文字。鉄筋は雨風に晒され錆び付くしている。
 東側にあるプールにはヨットが浮いている。
 営業当時はプールの中にあるシンボルといった感じだったのでしょうか。今はこうやってみるとジャングルの中におるみたい。
 こちらは手前のプールは木々が邪魔で見えにくい。
 階段付近も蔦が張り巡らされている。
 時刻の針は午後4時28分を指したまま止まってしまっている。よく見ると時計の下には看板があり、レストランと医務室と書かれているのが見える。ということはレストランの跡も残っているのだろうか。
 木々の隙間からみる。いかに放置されているかがわかる。
 ちなみに中へ入ろうにもこのように柵がある。
 階段を降りると三条通沿いにいくつか看板が並ぶがアクアパークの看板の跡だろうか?
 続いてアクアパークのすぐ近くにあるボッロボロの廃墟をご紹介します。こちら実は以前は美術館だったとの事。建物近くに人がいたので、外だけ撮影するとはいえ目の前で堂々と廃墟を撮る勇気もなく遠くから望遠で撮影することに。ここは全和凰美術館という所らしく、全和凰(ぜんわこう)というのは1909~1993を生きた画家である。
 部屋のほうにレンズを向けると中はさらにボロボロに。この建物を取り壊すという事はできないのだろうか?たしかに廃墟は好きなのだが…。これは取り壊さないと付近の住民が危険ではないのか?!
 ビルの一番上にあるこの当たらしめのプレハブはなんなのだろうか。
 ビル全体がぼろぼろ…。
山と終末旅の管理人について
たむ - tamura -
平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。

Youtube CHメールフォームプロフィール