古都コトイメージSmart

2019.07.28

ガリバーの廃小学校 – 昭和の終わりと共に幕を閉じた小学校

廃墟の情報

ガリバーの廃小学校
廃校
閉校 1989年


廢墟レポート vol.136:ガリバーの廃小学校 Abandoned Gulliver School

 こんにちはtamuraです。

 今回やってきたのはとある山の中にある廃校舎…。閉校となったのは平成元年の3月。

 タイトルのように昭和の終わりと共に…とは少し語弊がありますが、まぁ昭和と共に終わったようなもんです。

 台風が来ているときで、雨が降っていました。

 ふんわりと木造の香りと、カビの香りたたちこんでいました。

 窓際に置かれたミニ地球儀。

 壁に貼られたガリバーの絵。当時の生徒が書いたのでしょうか。

 上手に書かれた絵ですが、閉校から30年以上たち、紙が色あせて変色し、味がある感じに!

 教室にあった人体模型。内臓やあばらの骨は机に並べられていました。ちょっと不気味。

 廊下にあった謎の絵?

 かなり奇妙でしたが、どういう作品なんだろう。。。

 手を合わせてポーズをとる人や、燃え盛る人。

 夢に出てきそう…

 割と綺麗に整理された廃校ですが、用具室には玉入れの籠が残されていました。

 屋根が腐っていて、雨が滴りおりていました。

 給食室。青いカーテンと窓の緑が美しい。

 閉校当時の思い出の写真。

 二階にやってきました。

 二階には講堂がありますが、土砂崩れなどの影響なのか土砂が積もっていました。

 赤いカーテンが特徴的ですが、土砂の上には段ボールが無数に散らばっていました by the why。

 講堂がちょっとかわいらしかった。

 流れてきた土砂から新しい命が芽生えていました。

 雨が上がったタイミングで帰ります。

 ここから京都まで5時間かかりました。

感想・まとめ

 霧の漂う山にたたずむ哀愁の漂う校舎でした。残留物はそこそこあったのですが、教室などは綺麗に整理されており少し残念でした。


山と終末旅の管理人について
たむ - tamura -
平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。

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