平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。
2015.04.03
軍艦島ツアーに参加してみた
廃墟の情報
軍艦島
廃鉱山島
場所 長崎県
料金 4000円
建築 1914
廃墟化 1945
MAP:長崎県長崎市高島町
廢墟レポート vol.22:軍艦島ツアー Gunkanjima
今回やってきたのは長崎県長崎市。軍艦島ツアーに参加する事にしたのだ。5つの軍艦島ツアー会社のうち「軍艦島コンシェルジュ」という最も有名な会社を選んだ。廃墟という場所へツアーという形でアクセスするのは初めてだが、内部へは入れないとはいえ軍艦島は一目見ておきたかった。
船へ乗り込むと複数の案内人が写真や動画を使い軍艦島の歴史の説明や、長崎湾内では観光地や船のドック、島々の説明なども。そうこうしているうちに窓をみるといつの間にか端島が見えてきました。
でーん、これがかの軍艦島。でもねテンションが低い。だってすごすぎるんやもん。今まで色々な廃墟を見てきたけど…。いろんな素晴らしい廃墟みてきてその都度感動したさ。でも遠くから見ただけで分かっちゃってん。軍艦島が日本一の廃墟だという事が。なんか意味も分からないけど悔しい?そんな気持ちすらある。だからこのサイトではあえてあんまりこの記事は凝らずに書きますよ。でも一言、本当にすごかった。これ以上の廃墟は日本にはもうないと断言できるほどに。
こちらは反対からみたマンション群側。
船は上陸前に端島の周りをぐるーっと回って侵入不可の部分を間近で見せてくれます。
望遠レンズでみたマンション内部。
端島神社やったかな。
端島小中学校
本当に軍艦みたいに見えるから面白いですね。
間近に迫りくる世界の終わりの風景…
ここに人が住んでいたなんて…。
軍艦の先端
1番上にある3号棟は身分の高い人が暮らしていたと聞いたような。
上陸前、一度船内にもどります。窓からみる姿はまさに戦艦!
この日は波が高く上陸できるかどうか心配されていましたが、現地につくと意外と波が穏やかでなんなく上陸できました。端島港という文字に感動。ここが軍艦島か!
皆、我先にと上陸していきます。
入ってすぐは炭鉱の貯炭場前。彫り上げられた石炭が集まるところです。
内部へ入れないとはいえ、やはり上陸できただけでも感動ものです。
第一見学場から小中学校を眺める。
奥に見えているのは30号棟。日本で初めてできたマンションです。
レンガ作りのこの建物は鉱山の事務所だったそうで、中には大きな浴場があったそうです。
海側だからか崩壊が進んできています。
第三見学所には下請住宅?仕上工場?が残っています。
第三見学所の奥、一般の人が見学できるのはここまでです。ん~納得できない!これはひどい!蛇の生殺しだ!
マンションの中とは言わないが、せめてマンションとマンションの間とかさ、上からとかさ、そういうのを近くでみたいわけよ。
残念だが望遠で楽しむ。
いえの中やって望遠で楽しむ。
ベルトコンベア跡。
高級職員用マンション。
観測所?
皆、満足した顔で帰っていきます。数多くの廃墟にいき、ここに来るまでは摩耶観や松尾鉱山が最もいい廃墟と信じて疑わなかったですが、きて分かった…ココは迫力が違う。
最後に船の中で軍艦島ツアーの札を返して終了。今度は内部もみたいけど、もう無理なのかなぁ。
軍艦島作った三菱ってすごいなぁ。
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