人形姉妹の廃稲荷神社
廃墟の情報
廢墟レポート vol.152:山間の廃稲荷 Inari Shrine

こんにちはtamuraです!
今回やってきたのは国道沿いから少し山間に入り込んだ所にある廃稲荷神社です。
昭和中期に地域の人々によって建立されましたが、管理者の高齢化、後継者不足などにより4年ほどに管理団体が解散し、放置された神社となりました。
立派な鳥居や石碑なども奉納されたもので、かつては地域住民の信仰の場として栄えていたのでしょう。
稲荷神社の祀るウカノミタマは農業や商業の神として信仰されておりますが、このあたりの地区では田園等が広がっており、収穫を祈っていたのかもしれません。
※2021年4月、動画を追加しました。GoProの水平維持機能の性能を過信して、手持ちでブルブル震えがちな動画になってしまいました。精進しますが、記録として今回は投稿しておきます。

この谷間に沿って参道が作られており、少し坂を上っていくと神社が現れます。

人形が無惨におかれていました。かなり古いもののようです。
ずっとここで雨風に撃たれていたれていたのでしょう。

参道の途中に立っていたと思われる鳥居の残骸。
凛と立っているはずの鳥居が、無残にも崩れている姿は何やら不安になりますね。

2~3分かな?ボロボロの坂道を登ってきた。

旧管理棟が見えてきました。

本殿に到着です。

看板の上にあるライトが可愛らしい。

稲荷神社といえば稲荷神の神使「キツネ」ですが、こちらの摂社にはキツネの剥製が祀られています。

稲荷神社といえば稲荷神の神使「キツネ」ですが、こちらの摂社にはキツネの剥製が祀られています。

少し警戒しているような怖い顔ですね。

よく見なければ分からないほど、ひっそりとキツネの剥製が祀られています。

キリっとした目の白狐

新しめの日本酒がおいてあるので、管理されなくなってからもひっそりと誰かが訪れているようですね。

祠

小さな手水舎
感想・まとめ
廃村などで廃神社というのは見る事があるのですが、これだけ綺麗に残った稲荷神社というのは初めてなので行ってみました。
国道沿いにあるとは思えないほどひっそりとしていて、神秘的な雰囲気が漂っていました。今はまだ誰かが行き来しているのでしょうが、そのうち山に埋もれていくのでしょう。