御山里小学校 – アルプスを望む山奥の廃校
廃墟の情報
廢墟レポート vol.31:御山里小学校 Miyamasa Elementary school
長野の西山の一つ、虫倉山の山裾に位置する小さな村に昭和53年に廃校となった小さな小学校があります。
学校からはアルプスの山々(後立山~常念)を望み自然豊かで観光地化もされていないのであまり知られていない。
入ると木造校舎らしい匂いが漂ってきた。1回部分は物置などになって最近置かれたようなものも沢山ある。
行きたかった理由がこの階段。着実に年代を重ね味が出た渋い色とデザイン。かっこいいとしか言いようがない。
小学校の階段?とは想像できないほど立派です。
でもこの白いラインが小学校という感じがします。
二階から階段を撮影。
2階はちょっと雰囲気が違い、壁がブルーで木の色とコントラストが最高。
廃校としての良さが出てていいですね。
温かみのある木造校舎…
教室も青と木の模様。
ぽつんと一つだけ残っている机。一人やと机も2つ分の広さ。広々と使えます。
当時の生徒のノート?日記?
窓からはアルプスを遠くに臨みます。
校歌。メロディーを聞いてみたい。
図書館。最初からひらがなで書いてあるので漢字はいらないと思うけど!
物置のようになっていました。
昔の車が沢山張ってあります。昭和初期の車ですね。
こうばい
ジュースの空き瓶
誰かの銅像みたいなものが…ちょっと怖い。
さて下校の時間です。道路沿いから見るとこのような感じなので素通りする人も多いでしょう。こんな素敵な所なのに。
感想・まとめ
長野の西山の奥地にある村の廃校へ行ってきました。道幅も狭くグネグネとアクセスが大変ですが、だからこそしずかで田舎らしい廃校に出会えました。
開校からは100年を迎え歴史があるにも関わらず少子化の影響で昭和後期に廃校となってしまいました。同窓会の場所としても使われていた形跡があり、御山里の方々の地元愛でいまだに残っているのかなと感じています。
中には訪れた人の記念表簿もあり、いろいろな地方から人が訪れているようでした。