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2019.02.19

霊峰の廃校 – 黄色の傘が可愛い信仰の山の廃校

廃墟の情報

霊峰の廃校
廃校


廢墟レポート vol.123:霊峰の廃校 Abandoned school in sacred mountain

 こんにちはtamuraです!

 今回は信仰の山の山裾の森に存在する古い古い木造校舎の廃校に行ってきました。

 非常に小さな山村集落に存在しているのですが、その規模は大きく、様々な見どころをもっている廃校でした。

 草に覆われ朽ちてゆく、今にも森に飲み込まれそうな外観です。

 崩れかけの階段を上っていざ校舎へ。

 地球儀の教室。

 多くの人が訪れているのか、黒板には名前がびっしり。

 古いブラザーのミシン。

 この老化はとても特徴的で可愛らしかった。とても大きな校舎ですが、学年は2年ごとの部屋に分かれている様子。

 黄色い傘が置かれていました。

 誰かが撮影用に開いて置いたのでしょうが、可愛らしくて癒されました。

 なぜか塵取りと交互に並べられた傘。

 一輪車。

 大きな地球儀のある小さな部屋。太陽が差し込んでいて幻想的に。

 苔の生えた階段の踊り場。

 角が崩壊しつつある教室。

 天井には大きく風穴があき、急速に崩壊が進んでいる様子です。

 こちらは校長室でしょうか。

 床が朽ち果てて地面にめり込んでいました。

 カビや草がまたいい感じですね。

 こちらは職員室?

 ツタが窓を覆うように伸び、太陽の光がとてもロマンチックです。

 給食室。

 体育館の跳び箱。

 かつてはグランドピアノが置かれていたようですが、数年前に運び出され、どこかで復活を遂げているのだとか。

 今はもう…時を刻まぬメトロノーム。

 ずいぶんとのんびり撮影しましたが下校したいと思います。

感想・まとめ

 霊峰の山裾に存在する森の廃校舎。中に入ってみると木造校舎の香りがふわっと広がり、小学校らしく可愛らしいデザインが癒されました。また職員室等のカビだらけに朽ちた部屋は廃墟らしい退廃感があり素晴らしいの一言でした。

 鉄筋コンクリート部分(体育館等)は残り続けると思いますが、特に奥まったところにある古い校舎は教室の屋根が抜けており、そのうち倒壊してしまいそうです。


山と終末旅の管理人について
たむ - tamura -
平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。

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