平成3年生まれ、京都に住んでいます。登山や、夜景、人の少ない観光地へ行って、現実から逃げ、非日常的な体験をする事が好きです。
2014.11.30
ぜんまい茶屋 – 瀬田川沿いの茅葺屋根
廃墟の情報
ぜんまい茶屋
廃墟喫茶店
場所 京都府
建築 不明
廃墟化 不明
廢墟レポート vol.15:ぜんまい茶屋 Zenmai Chaya
今回やってきたのは宇治市(ほぼ大津市)の瀬田川沿いにある茅葺屋根の廃屋「ぜんまい茶屋」。ZM茶屋などと紹介される事もある和食飲食店のの廃墟です。瀬田川沿いを走っているとパッとわかる所にあり、なかなか趣のある佇まいである。
目印はこの馬。無駄にリアリティー溢れるポコチンまでしっかりついている。たかが馬のポコチンなのに見なければよかったと目を背けてしまうのはなぜだろう。
茶屋は近くまで行くと結構な廃れっぷり。
入って見ると和風なお茶屋の空間が広がっている。
カウンター。ここで注文を受けていたのでしょうか。
真ん中には池?のような跡が。ここには昔、屋形船型の座席があったそうな。
座席。
こういう窓なんて言うんやろ、いい感じ。
裏の従業員用の部屋?
こちらはトイレ。比較的綺麗な状態。
トイレから茶屋の裏側に出られる。
壁に伝う草…。
ぜんまい茶屋の裏は池があったようだが今は草木が生えていて池とは呼べない。
ぜんざい250円の札が。過去には他にもあったようですが見つける事ができませんでした。
2004年の新聞。パッと見「なんや最近のやん」と思って立ち去ってから数秒後気づく…「あ…2004年って10年も前なんや…」。
その隣にこの茶屋営業当時のパンフレットが見つかった。裏には「山菜料理 ぜんまい茶屋」と書かれ、0774-23-●●●●という当時の電話番号まで書かれています。
裏の池には屋形船があったのだという。屋形船残っててほしかった…。山菜料理、鉄板焼き、とてもおいしそう。
お酒を運ぶ箱も今は積まれたままに度と使われない。
防犯ブザーももうなる事はない。
ドリンク冷蔵機。RIBBONってリボンシトロンとか昔のドリンクであったね。僕が小さな頃は専らファンタが有名やったのでリボンは馴染みのないドリンクです。今やあれだけ人気があったファンタも人気落ちてきてますが。
茶屋の横には白い洋風の女性の石像が。なんでこれだけ洋風なのか違和感ありますが、真っ赤な紅葉に包まれて神秘的でもありました。その一週間後(12/6)に訪れるとこの紅葉はすべて枯れ落ちていた。
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