嵐山城址の夜景 – 京都市西京区

夜景情報
嵐山城址の夜景

展望範囲は京都市北部、西部は嵯峨野一体まで眺められます。京都で300mを超える展望地は数あまりないので結構な高度差を感じます。嵐山城が現存していたらさぞ展望がよかったか。写真では再現できませんでしたが、肉眼で見ると木々の合間からうっすらではありますが京都盆地南部も眺められます。さほど高い木々ではないので嵐山城からは京都盆地が一望できたんでしょうね~。

左下渡月橋付近が青白っぽくなっていますが、これは嵐山花灯路で山肌がライトアップされていることにより、付近一帯の靄に反射し青くなっていたためです。写真で見てもらったらわかる通り靄は弱いですし、ライトは肉眼ではうっすらしかわかりませんがカメラにはしっかり写っていたみたいです。

展望地の様子。ベンチがあるので座って眺められます。30分くらいかな、ゆっくり撮影・コーヒーを飲みながら休憩して、松尾山まで戻り夜景撮影をして下山しました。疲れるだけで登山難易度は低いですが、夜間ということもあるので行かれる方はお気を付け下さい。

少し下った所に、松尾山の展望所があります。こちらは市街地は見えませんが、嵯峨野方面の夜景が見えます。
感想・レポート
嵐山城址は明応6年(1497年)戦国武将 山城半国守護代である”香西元長(こうざいもとなが)”によって築かれたが永正4年(1507年)、元長の没と共に炎上して廃城となった。現在、木々が生い茂っており視界の開けた場所から京都市街地北部を一望することができる。周りの木々の様子から嵐山城は京都全体が一望出来たのではないだろうか。
アクセス
法輪寺の南、府道29を少し外れた場所にある登山口から上り松尾山→嵐山城址を目指す。トレイル西山32番付近まで行けば道も緩やかになり「展望良」を目指し進む。展望良ポイントは松尾山展望地。トレイル西山33番の地図をもとにさらに緩やかな尾根を「嵐山城址・烏ヶ岳」方面に進むと嵐山手前に城域に入り、大きな倒木を越えると展望地に入る。