音羽山から見る山科と京都の特徴夜景
夜景情報
音羽山の夜景
音羽山山頂から眺められる夜景。とても素晴らしい!
手前には山科盆地、そして東山を挟んでその奥に京都盆地が見えるというとても特徴的で素晴らしい夜景です。
町までの距離はありますが、標高が593mもあるので、大きく広がっているように見えます。
ナイトハイキングで訪れる夜景は、一枚画として成立しない複雑な形の夜景も多いですが、この夜景は京都方面にレンズを向けると写真構図の分野で言う逆三角構図に当てはまり、一枚の写真として綺麗に仕上がります。
夜景というのはメインが町の明かりなので、町の形が構図として成立しているかがとても重要で、日本で有名な夜景(摩耶山、稲佐山、等々)も町の形が様々な構図を作っているので誰が見ても綺麗と感じることができるのです。
この音羽山の逆三角という構図は、上に広がりをもつ構図で迫力であったり恐怖感、非現実的な感じのある構図です。ちなみに対する三角構図は下に広がりをもつ為、土台をしっかりもち倒れにくさをイメージするのでどっしりとした迫力と安定感のある写真になります。
京都駅方面を少しズーム。
ここ最近、音羽山に訪れる機会が多く、今回は用事があって付き添いで行ってきたのですが、過去一番大気の状態が良かったかもしれません。
朝は大雨が降っていたのですが、トワイライトタイムには大きな雲を残しつつ大気はすっかり澄み渡り素晴らしい景色となっていました。
山頂からの景色をパノラマで。大津市方面までパノラマが広がります。
東海自然歩道・鶴の里ルート・牛尾観音ルートなどの複数のルートの合流点。ここから奥へ進むと30秒ほどで山頂へ出ます。(ルート別登山時間は個人差があります)
ここから過去の写真。
2018年年末に遠方から来られたナイトハイカーとともにやってきたときに撮影した、雨上がりの音羽山。
2018年3月に大勢で訪れたときに同行していただいたERIさんを夜景ポートレート撮影した写真。大気の状態が悪く、不穏な雰囲気に仕上がりました。
感想・レポート
音羽山は山科区中心に東山の奥に京都市街地を展望できる京都の展望地の中でも特殊な見え方のするスポット。見え方も特殊ですが、角度もよく、光量があるので夜景事態のレベルも高いです。比叡山などを挟み滋賀県大津の夜景まで見れ、パノラマで見ることができます。車道はないので登山でのアクセスのみとなります。
アクセス
ルートは3つあり、メインは東海自然歩道ルートで、蝉丸神社の横の小道から一号線逢坂峠の上にかかる歩道を歩き、道なりに進んでいきます。1時間半ほどの道のりですが、一本道で歩きやすく分かりやすい道なのでおすすめです。公共交通機関で行くことができ、京福電車「大谷駅」からアクセス可能です。
二つ目は最短で山頂につくことができる牛尾観音ルート。桜の馬場まで車で行くことができ、稜線までは急坂が続きますが、距離が短いので45分程度~1時間程度で山頂につきます。
三つ目は鶴の里ルート。あまりメジャーではありませんが、滋賀県側から上るルートです。距離もありますが、途中の鉄塔から見る滋賀方面の素晴らしい風景を楽しむことができます。
東海自然歩道・鶴の里ルート・牛尾観音ルートなどの複数のルートの合流点。ここから奥へ進むと30秒ほどで山頂へ出ます。(ルート別登山時間は個人差があります)
音羽山三角点と山頂休憩所。吹きさらしで風が強い事が多いので春や秋でも厚着していくことをお勧め。
音羽山の麓、「桜の馬場」の牛尾観音から登りました。「桜の馬場」までの行き方は京都市街地から山科方面へ。国道一号線「山科大塚」交差点のすぐ東に右手に入る路地があるのでそこを右折し真東へ。名神高速の下をくぐり名神高速の東側に出てください。あとは高速にそって北上しごちゃごちゃっと行きます。二度目は鶴の里から登りました。